じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

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ヒトコトなつぶやき 2015年ネット・プロレス大賞に投票してきました!
表題の通り、2015年ネット・プロレス大賞に投票してきました。投票〆切は明日1月6日なのですが「最優秀興行」などにはルール上(2015年内に開催された興行に限る為)投票できないものの、2015年のプロレス界の集大成であり、新しい流れの始まりでもある、三が日の各団体の興行、そしてなによりもプロレス界最大のイベントである、俗に言う「イッテンヨン・東京ドーム」1月4日・新日本東京ドーム大会を観てから決めようと思ったわけであります。

生観戦は少ないものの、新日本プロレスワールドサムライオンデマンド、スカパーの各種チャンネルで観戦したモノに勿論限ります。というわけで、プロレスを全く観ない・関心も興味もないという方には申し訳ありませんが、以下に僕の投票内容を記していきたいと思います。なおネット・プロレス大賞には、

・「MVP」
・「最優秀試合」
・「最優秀タッグチーム」
・「新人賞」
・「最優秀興行」
・「最優秀団体」
・「最優秀プロレスを伝えたで賞」


がありまして、それぞれに寸評を加えていきたいと思います。まずはMVP。

【MVP】
1位:棚橋弘至
2位:鈴木みのる
3位:内藤哲也


【寸評】
もうね、MVPは棚橋以外考えられません。若手だと思っていたらもう40歳になるんですよこの人。各シリーズの大会でメインを務め、大会をシメることが多かったレスラーです。「ぼくは疲れないですから」と云い続けてきましたが、疲れないわけがない。大きな怪我をすることなく各地で激闘を繰り広げ、話題を提供し続け、強敵達と戦い、試合を魅せてきた。それどころか他団体にも登場し、さらにはその場で起こった遺恨を、相手の土俵にあがってしめてみせた。こんなレスラーいませんよ。各種メディアへの露出も多く、文字通り2015年のプロレス界を牽引してきた存在だと思います。

2位には鈴木みのる選手を入れました。沈没寸前だったNOAHに鈴木軍として乗り込み、引っ張り上げたのは間違いなくこの人です。もう47歳、ベテランもいいところですが、いつ見てもコンディションがいいんです。下手な若手や中堅なんか比べものになりません。決して大きな身体ではないですが、年齢からは考えられないくらいの仕上がりっぷりです。そして動きも速い。スタミナ切れも起こさない。怪我をしない。そしてGHC王者になってからは、様々なイベントに登場する度にベルトを持参して「NOAHという団体のチャンピオンであること」をアピールし続けてきました。原宿に自らのブランド「パイルドライバー」の店舗を持ちましたが、時間があればそこにも顔を出しファンサービスに務めてきました。八面六臂の活躍です。その間に方舟の選手達は何をしていたんでしょうか。森嶋引退のズンドコ騒動と、一部の選手達は自分達が経営に携わっている飲食店のアピールくらいでしょうか。本当に危機感を持ってやってきたのか?『プロレスブーム』という作られた波の中で世間に対してアピールしてきたのか? 本当に謎です。

3位は大いに悩みましたが、自らを「制御不能」と称しヒールターンし、メキシコの大手団体CMLLでロス・インゴベルナブレスに加入。その後はロス・インゴベルナブレス・ハポンとして、ベルトホルダーでもないのに常に話題の中心にいました。模索しながらの2015年でしたが、目立ったのは内藤。試合の勝ち負け以上に異様な存在感を見せてくれました。内藤一味が一大勢力になるのかどうかはわかりませんが、ベビーフェイスとしてやっていたときにはない存在感と支持率です。今年最も注目したい選手ですね。

ちなみに3位にはDDT(ガンバレ☆プロレス)の大家健と大いに迷いましたが、ちょっと贔屓の引き倒しになってしまいそうだったのと「一つの大きな話題」と「年間通しての話題の提供」を秤にかけて内藤を選択しました。4位があれば確実に大家健です。


【最優秀試合】
1位:2015年7月20日
団体:新日本プロレス
会場:北海道立総合体育センター北海きたえーる
試合:棚橋弘至 vs 飯伏幸太 (G1クライマックス公式戦)

2位:2015年1月4日
団体:新日本プロレス
会場:東京ドーム
試合:中邑真輔 vs 飯伏幸太 (IWGPインタコンチネンタル選手権)

3位:2015年11月17日
団体:#大家帝国興行
会場:後楽園ホール
試合:HARASHIMA&大家健 vs 棚橋弘至&小松洋平



【寸評】
若干贔屓の引き倒し気味ではありますが、飯伏幸太選手の活躍は物凄いモノがあったので上位2位にしました。1位・2位は本当に凄い試合でした。もうそれ以上の言葉はありません。どれだけ凄かったのかは、新日本プロレス・ワールドに加入するか、無料期間があれば是非観て下さい。言葉では説明しづらいのです。

そして3位。DDT夏の両国大会で組まれたHARASHIMA vs 棚橋戦後に棚橋が「横一線に見られたら困る」と団体批判にも取れる発言をしたことが問題になり、それまで極めていい関係だったDDTと新日本の間に緊張感が生まれました。後に棚橋はその発言の真意を「盛り上げられなかった自分に腹が立っての発言だった」としましたが、もやもやしたものは当然残ります。そんな中行われたDDT総選挙でユニット部門1位になった#大家帝国(大家健・スーパーササダンゴマシン・男色ディーノ)が「主催興行をやるから棚橋選手をブッキングしてくれ」と会社に要求。結果として組まれたカードがこの試合でした。

会場は物凄いヒート。完全アウェイの中に登場した棚橋と小松でしたが、外敵として相応しい試合をして見せました。「格」で云えば一番下の大家の奮戦、数合わせのようにブッキングされた小松選手が見せつけたそれこそ「横一線」じゃない不貞不貞しさと逞しさ、決して媚びず「対抗戦」としてヒリついたムードで戦う棚橋、感情剥き出しのHARASHIMA。素晴らしい試合でした。

そしてなによりも凄かったのが試合後の棚橋による「パワーポイントを使ったプレゼン」! まさかと思いました。これはスーパーササダンゴマシンの得意とするエンターテインメント部分です。「私はこれこれこのような目的で、このように試合をします」と試合のコンセプトを説明することで笑いと試合の流れを作るというエンターテインメント。それを棚橋がやり返したのだから会場は大盛り上がり。

棚橋のプレゼンは『プロレス界をもっと盛り上げる方法とは』。「自分が学生時代に観た、新日本プロレスとUWFインターナショナルの対抗戦(武藤vs高田)。団体のエース同士が戦うのならば、あのような試合にしたかったが、それが出来なかった。そのことに腹を立てたのだが、自分の言い方が悪く、HARASHIMA選手やDDTのファンや新日本のファンに迷惑をかけてしまった」というところからはじまり、HARASHIMA選手に「ゴメン」と謝罪。

そして自身の来年の抱負を語り、最後に「2016年、DDT総選挙にユニットとして参加。主催興行をやりたい」と発表し、物凄い歓声を浴びました。しかもこの試合は超特例として新日本プロレス・ワールドで配信されたのです。そりゃあもうビックリしました(笑)。それとともに、新日本プロレスとDDTという団体の素晴らしさを感じましたね。


【最優秀タッグ】
1位:関本大介&岡林裕二
2位:棚橋弘至&マイケル・エルガン
3位:真壁刀義&本間朋晃



【寸評】
関本・岡林の両名は大日本プロレスの所属です。片や絶対的エースであり、片やチャンピオン。この2人はどこに行っても、確実にいい試合をします。しかも限界ギリギリまでの試合をするのです。組んで良し、戦って良し。物凄い迫力と絶対的な信頼感があります。両名ともに「大日本プロレス」というインディー団体に所属していることを誇りに思っておりますが、どこのプロレス団体に上がっても恥ずかしくないどころか、ファンとしてはどんどん後押ししていきたい存在です。

マイケル・エルガンとはなんぞやというところから、新日本参戦ガイジンレスラー枠の中で随一の愛されキャラになることになったタッグです。パワーのエルガン、マルチプレイヤーの棚橋。ワールドタッグリーグの優勝は逃しましたが、人気と試合の完成度では即席コンビとは思えない熱量を持ったコンビ。是非今後とも続けて欲しいですね。

スイーツ紹介でお馴染みの真壁と、ガラガラ声で話題になった本間のタッグ。かつては大きなユニットだったGBHから2人きりになってしまいましたが、それでも本間は真壁を、真壁は本間を信じ続け、ワールドタッグリーグ優勝という栄誉に辿り着いたタッグです。メディア露出度も、試合の信頼度も高く、これからも期待できます。


【新人賞】
1位:樋口和貞
2位:清水愛
3位:カサンドラ宮城



【寸評】
樋口選手は新人賞を受賞していないのがおかしいくらいの存在感です。力士あがりのレスラーに期待されるものを全て持っています。パワー、身長、筋肉、瞬発力、キャラクター性。全てが評価されるべき選手です。清水愛選手は、実は僕にとっては声優としての方がお馴染みなのですが、昨年はDDT傘下の東京女子プロレスを活動の拠点としてレギュラー参戦。赤井沙希・KANNA選手との「美威獅鬼軍」というユニットでの活躍が多かったですが、プロレスラーとしての成長も著しく、評価すべきと票を投じました。ちなみに夏のビアガーデンプロレスの東京女子興行でツーショットチェキを撮っていただきました。いいでしょ(笑)。カサンドラ宮城選手は、里村選手が率いるセンダイガールズプロレスリングの所属選手。まだ入門して間もない頃に『モヤモヤさまぁ〜ず2』に登場し「好きな食べ物は?」「(焼き鳥の)砂ずりです」と挙動不審に応えた子です(笑)。そんな素朴な子がヒールターンしてカサンドラ宮城に。命名会見の時の挙動不審っぷりとつい笑ってしまう里村代表が印象的でした。これは正直話題賞で3位。今後の活躍に期待ですね。たださすがの里村門下生、天龍引退興行『革命終焉』で初めて「カサンドラ宮城」としての試合を観たのですが、ぶっとい太腿に広い背中。選手として大いに期待できます。


【最優秀興行】
1位:2015年1月4日
団体:新日本プロレス
会場:東京ドーム

2位:2015年11月17日
団体:#大家帝国興行
会場:後楽園ホール

3位:2015年7月20日
団体:大日本プロレス
会場:両国国技館



【寸評】
特にありません。去年のイッテンヨンはとんでもない試合の連発でした。これを選ばずに何を選ぶというところです。2位の#大家帝国興行は、最優秀試合に票を投じた試合以外にも復活した『マッスル』というところだけでも話題性が高く、選んで当然ですね。3位、大日本プロレスが満を持しての両国進出。岡林の関本越えや、伊東vsアブ小のデスマッチもそうですが「大日本が両国に初進出した」という話題性や、築いてきた「大日本プロレス」というブランドの信頼感から、多くのフリー選手が参戦し興行を盛り上げたこともあり、票を投じました。


【最優秀団体】
1位:新日本プロレス
2位:鈴木軍
3位:#大家帝国



【寸評】
これももう特にありません。1位は当然。2位・3位は団体ではなくベストユニットですが、評価する理由はもう述べたので割愛しますね。


【最優秀プロレスを伝えたで賞】
1位:新日本プロレス・ワールド
2位:清水愛(声優として)
3位:女子プロレス大戦リング☆ドリーム



【寸評】
1位の新日本プロレス・ワールドは、自団体の興行映像だけではなく、天龍引退興行『革命終焉』を完全生配信、#大家帝国主催興行なども配信。それで月額999円ですよ。凄いでしょ。2位は清水愛さん(not選手)。「プロレスブーム」という作られた波の中で「プ女子(プロレスが好きな女性)」なんていう言葉も出来た昨今にあって、プロレスファンからプロレスラーになってしまい「声優プロレスラー」として活動していることが多くのメディアに興味を持たれインタビュー記事なども多く掲載されました。その中でプロレスの魅力を多く伝え、さらにはアニメ声優専門のチャンネルで「清水愛、何でもやるってよ!」という冠番組まで持ってプロレス啓蒙活動をしてくれています。素晴らしい。拍手。3位はゲームですが、実在選手(主にDDT)を美少女化して参戦させるというとんでもない企画を始めてから早2年。プレイヤーを実際の会場に呼び寄せ、興行を成立させ、第2回大会は後楽園ホールを超満員にするという異業な偉業をやってのけました。素晴らしい!


そんなこんなで寸評はこんなところです!! すんげー長くなった!! 本文の方に書けば良かった(笑)!! これを読んで下さった皆さんも『ネット・プロレス大賞』に、そしてなによりプロレスに興味を持ってもらえたら嬉しいです!! 現場からは以上です!!

あ、『ネット・プロレス大賞』への投票は、サイト・ブログ・Twitterアカウント・mixiアカウント・Facebookアカウントなどを持っていれば、どなたでも投票できますよ!!


[2016 年 01 月 06 日- 00 : 56 ]