じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)
  
ヒトコトなつぶやき 不審者やっています。
なんかすっかりご無沙汰になってしまって申し訳ありません。

実は最近Twitterだけではなくマストドンまで始めてしまいまして、最近はそちらの方でグダグダやっています。アカウントこそ「@shun9do」と隠さずしていますが、ハンドルネームは「みやもと春九堂」ではなく「不審者」を名乗っています。オイオイ大丈夫か。

マストドンはオープンソースのSNS空間でして、サーバーと技術さえあればどこでも誰でも専用のインスタンス(個別ドメインのようなものです)が建てられます。

僕が入り浸っているのはニコニコ動画が運営している「https://friends.nico/」でして、まさらっきさんというドワンゴのエンジニアさんが三日で作ったという、ちょっとした伝説の場所です。

ここはニコニコ動画のアカウントを持っているユーザーは、ニコニコ動画のアカウントと連携して本人であることを証明できるというちょっと面白い仕組みになっています。つまりニコニコ動画で有名なクリエイター(歌い手・踊り手・技術班・MAD作者・ボカロPなどなど)のなりすましができないということですね。

そんなわけで「https://friends.nico/」で「不審者」を名乗っている不審人物がいたらまず十中八九僕ですので、気軽にお声がけ下さい。「不審者に声かける」ってなんか逆の不審事案ですよね。アイコンはそのまんま僕自身の顔写真です。ヒゲでハゲです。面を晒しています。まぁTwitterでも、このサイトでも同じことやっているので大したことではないのですが。

ニコニコ動画の関連サービスということで、若い世代が多いのかなと最初は思ったのですが、なんのなんの、入ったときから「インターネット老人会」「インターネット老害」という言葉が飛び交う世界でした。Twitterとは違う点はまず一つそこが大きいですね。

ニコニコ動画は、そもそも2ちゃんねるを運営していたひろゆき氏から派生した動画コミュニティサイトですので、ネットスラングが普通に飛び交います。しかも微妙に懐かしいヤツまで。なにしろ23:00になると一斉に「テレホだーー!!」と叫び出すくらいです。LTL(ローカルタイムライン)に「ぬるぽ」と誰かが書けば一斉に「ガッ」とエアリプが飛び交います。何十年前の世界だよ。

そう、エアリプといえばそこもTwitterと違う点なのですが、現場は殆どチャット状態です。個別にリプライを送ることが珍しいくらいにエアリプが飛び交います。まぁ使う人は使っていますし、僕も使っていますが、そのあたりも面白いですね。


ユーザー数は先日5万人を突破、アクティブユーザーは1/100くらいだと思いますが、まぁとにかく自由な空間です。僕のような90年代からネットに入り浸っているようなインターネット老害と最年少とアクティブユーザーの平均を出すと、大体25・6歳という感じでしょうか。

Twitterは140文字、マストドンは500文字まで書けますが、さすがに限界までの長文を垂れ流すとエアリプで「たため」と飛んできます。まぁマナーの一つですね。CWをかけておけばいいだけなので。

あとはとにかく自分にとって快適な環境を作るだけです。うるさいユーザーや言葉遣いが汚いユーザーがいればブロックorミュート。単語単位でのミュートもできますので、「見たくないものは見ないでいい」世界が広がっています。Twitterの腐れたところが浄化されたような場所です。

ニコフレ(フレニコ)は、「おきた」とtootすれば誰かが「おはよう」と返してきますし、「ただいま」とtootすれば「おかえり」と返してきます。寝るとき、離脱するときにも自分から挨拶をしておけば「おつかれ/おやすみ」が返ってきます。ハンドルネーム+挨拶のこともあれば、全くのエアリプのときもありますし、個リプで返ってくるときもあります。

なんか本当に懐かしくて、そして新しい空間なんですよね。僕はもうインターネット老害ですが、マストドンという場所から新しいコンテンツが生まれてくるのではないかと、可能性にわくわくしています。

そんなSNSと呼べるのかわからない謎のチャット空間ではありますが、特異なキャラクター性を持った人も既にいますし、懐古と未来が折り重なった非常に面白い空間です。なにしろ僕が勢い余ってニコニコ動画にコミュニティを作り生放送をしたりしてしまうくらいですから。

そんな四十路過ぎのインターネット老害まで、今までにないアクションを起こしてしまう不思議空間。「https://friends.nico/」。興味があったらアカウントを作って入ってきて下さい。

あ、ただあちらでは「家元」や「春九堂」ではなく「不審者」でよろしくお願いします(どんな願いだよ)


皆さん、Twitterに疲れたらニコフレにおいで。

[2017 年 07 月 26 日- 00 : 14 ]


ヒトコトなつぶやき フライドポテト。

あげさげチャッカーズ

フライドポテト。
お、時事ネタだね。
フライドポテトは美味しいよ。
そうだね。美味しいね。
フライドポテトと学生気分は関係ない。
これはフライドポテトに対する冒涜であり著しい風評被害である。
その通りだね。でも居酒屋で山盛りのフライドポテトを相談なしに頼まれたら、ちょっと困る人もいるかもしれない。
「フライドポテト頼んだら食べる人ー」くらいの配慮は欲しいところではあるかもね。
関係ない。デブは食い尽くす。
デブの辞書に「シェア」という言葉はない。
それはそれでデブに対する熱い風評被害のような。
フライドポテトください。
フライドポテトください。
フライドポテトお願いします。
フライドポテトお願いします。
フライドポテトを出せ。
フライドポテトを出せ。
フライドポテトよこせ。
フライドポテトよこせ。
金庫からありったけのフライドポテトを出してこのバッグに詰めろ。
金庫からありったけのフライドポテトを出してこのバッグに詰めろ。
怖い怖い怖い! バッグの油でギットギトになって使い物にならなくなるよ! あと普通フライドポテトを金庫に保管していないよ!フライドポテトが通貨の国とかイヤだよ!
でも、今回の問題の本質はそこではない。
そうだねー……個人的には「上司に連れて行かれる飲み会」なんてものは、そもそももう行ったら説教されることを覚悟完了しておかないといけないのかな、と。その上司がどんな年代の人か知らんが、今回の時事案件はその類いのものだったかな、と。何を頼んでも多分「学生気分が云々」と云われていただろうね。
なんとなく真っ当っぽいこと云ってんじゃねーよ不審者。
さっさとギョムスのフライドポテト揚げてこい不審者。
ほんとにきみら僕のあつかい酷いな!


[2017 年 05 月 30 日- 23 : 57 ]


ヒトコトなつぶやき ちょびっとバズった。

あげさげチャッカーズ

なんかツイートが軽くバズっていてビビっている。
https://twitter.com/Shun9do/status/867661374184235008
ビビるようなもんでもないじゃない。
クソリプが来たりしているわけでもないし。
まぁそうだけどね。スーパーの名前出しちゃった(笑)。
いいんじゃない。事実、ヤオコーさんには世話になっているし。
主にバナナと岩下の新生姜の仕入れ先だね。
あと地元の野菜が安い。
ああ、道の駅みたいなコーナーね。
「わたしが作りました」コーナーね。
あそこ好きなんだよなぁ。
わかる。
わかる。
やっぱり生産者さんの顔が見られるのはいいよね。
不審者のあんたは顔見られるの困るけどな。
手遅れ案件だね。顔覚えられているし。
定期的に大量のバナナを買い込む不審者。
不審者として覚えられるのは切ない。
なにが「切ない」だ。
だったらこんな格好でスーパーをうろつくな。
ぐうの音もでない。
この不審者。
このヒゲデブ。
なんかもう、本当にすみません。


[2017 年 05 月 27 日- 01 : 47 ]


ヒトコトなつぶやき 食べ放題気分。

あげさげチャッカーズ

今日は食べ放題の気分。
突然何を云い出した。
まずはタン塩から焼きます。
えっ。もうはじまってるの?
その間にご飯ものをとってきます。
焼肉・しゃぶしゃぶ食べ放題のカレーは侮れない。
いや、そうだけど。ビーフカレー美味しいけど!
タン塩を焼きながらカレーライスを飲みます。
ウガンダさんじゃないんだから、ちゃんと咀嚼して。
タン塩カレーを飲みます。
だから、ちゃんと噛んで!
続いてハラミ。
6人前。
多いよ!
野菜盛り合わせ。
いらない。
バランス!
カルビ。
6人前。
ロース。
6人前。
何人で行ってる前提なの?!
ざぶとんステーキ。
9人前!
ジャンプアップ?!
野菜盛り合わせ。
断固として拒否する。
野菜盛り合わせに親でも殺されたの?!
あーもう、今日は食べ放題の気分だなー。
大暴れしたいなー。
きみたち怖いよ本当に。
シメの冷麺。
1人前を2人でシェア。
そこだけ小食女子か!
ツレテケ。
ツレテケ。
イキタイ。


[2017 年 05 月 26 日- 11 : 51 ]


ヒトコトなつぶやき おにくとメロラップ。

あげさげチャッカーズ

 
太々と
 
黒々の
 
ショートコントー!
お、なにかはじまるの?
はじまらないよ。
 
微塵も始まらないよ
じゃあなんで前フリしたの?!
やかましいな。
ひどい。
コントして欲しけりゃおにく持ってきなさい。
コントして欲しくなくてもおにく持ってきなさい。
ただの脅迫だよそれ。
おにく持ってこないとメロラップ送りつけるよ。
きみたちもうパンダらしさゼロだよね。
あとメロラップは勘弁して。
いろいろな意味で怖いから。
Yo! ワンワン、ツーツー、スリースリー、フォーフォー!
ガンガン、ズンズン、グイグイ、上昇!
ライブバージョンやめて!!
「自分で作ったものですか?」と聞かれ、「いや、違います」と即答。
「自分でチョイスした曲ではもちろんないし、作られたもの」
「あそこでいきなり(ラップを)やりだしたら頭おかしいでしょ」と語る。
6年越しのインタビューで明かされた
スポーツ界の闇に触れるのやめて!!
よし、じゃあおにくだ。
スタンプで誤魔化したらメロラップな。
きみたちもうただのヤカラだよ!


[2017 年 05 月 26 日- 07 : 35 ]


ヒトコトなつぶやき 頭痛。

あげさげチャッカーズ

頭痛が酷い。
なんで?
眼精疲労かな。
頭痛にはおにくが効くらしいよ。
聞いたことがないよ?!
あー頭が痛い。
はいおにくー。
 
治ったー。
効果覿面過ぎるよ!
ホラ、おにく買ってこいよ。
ハナマサ行ってこいよ。
頭痛なのに使いっぱはキツいよ!


[2017 年 05 月 25 日- 23 : 31 ]


ヒトコトなつぶやき パンダは雑食です。

あげさげチャッカーズ

 
ひもじい。
どうした。ご飯食べなさいよ。
 
肉が食いたい。
パンダらしさどこいった。
  
特上肉が食いたい。
 
贅沢云うんじゃありません。
   
もう、笹以外ならなんでもいい。
  
笹以外のものを食べさせなさい。
  
いやそう云われても……。
     
にくをよこせ。
   
ありったけのにくをだせ。
   
圧がひどい!


[2017 年 05 月 25 日- 17 : 49 ]


ヒトコトなつぶやき おはなししてみようか。

あげさげチャッカーズ

 
1,2,3,4 ガンガン ズンズン グイグイ 上昇
5,6,7,8 毎回 ビッグ キック Check yeah
突然メロラップおくりつけてくるのやめて
 
夢に描いたショータイム デカイ理想は夢じゃない
スタート前の深呼吸 パイプショーでmaking making dream
こわいから。二人がかりとかやめてマジで。なんで覚えてるの。
  
跳ね上がれ舞い上がれ 魔法のジュータン ボードに変えて
フロント・バックとかっ飛ばす インディ・メソッド・720°
  
戦場・炎上・技・特上 燃えた瞳が物語る
強い味方がmellowな売り 夢に向かってフルパゥワーッ!
 
フルパゥワーッ! とか細かいところまで再現すんのやめて。マジ震える。
   
あの頃夢見描いた世界は 今この手の中に
夢・感動・ファンタジー My dreamトリノオリンピック
  
フルコーラスとかなんなの……ほんとこわいよきみたち……。
   
フルパゥワーッ!
    
フルパゥワーッ!
   
フルパゥワーッ!


[2017 年 05 月 25 日- 16 : 45 ]


ヒトコトなつぶやき おしゃべりしようか。

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黒々

なんかこうやって吹き出しで喋れるようになったらしい。



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太々

余計なコトしてくれたなーとしか。
しかも本人はLINE風にしたかったらしいんだけど、これちっともLINE風じゃないし。
CSS知識が錆び付いているからどうしようもないんだろうね。



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黒々

ヒャッホウ! 辛辣ゥッ!!




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太々

多分すぐに飽きるよ。
だってもじまる使った方がはやいもん。



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黒々

ヒャアッホウ!! 創造主を創造主とも思わない辛辣ウゥッッ!!!



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太々

まぁそれでもしばらくおつきあいください。多分すぐ飽きると思いますので。



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黒々

でもなんかあるかもよ?



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太々

ないない。徳川埋蔵金が日光東照宮の地下にあるのと同じくらいの可能性でないよ。



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黒々

あーそれはないわー(棒読み)。



[2017 年 05 月 24 日- 01 : 58 ]


ヒトコトなつぶやき てすと



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黒々




ひたすらテストや。







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太々




ここの管理人頭パーやからな……しゃあない。





[2017 年 05 月 23 日- 02 : 43 ]


ヒトコトなつぶやき 相撲の怖さ。
実は最近、なんとも悔しい思いをしている。

格闘技好きを自称し、それなりに経験も積んできたが「相撲」に偏見を持ちすぎていた。ウルフと呼ばれた千代の富士全盛期と、僕がプロレスにはまったきっかけであるタイガーマスクデビュー時期とが被っていたからかもしれない。

「相撲取りは強い」これだけは真実と理解していたが技術論に至らなかった。プロレス好きも格闘技好きも「興行」を主体として見るときに、どうしても拗らせていくポイントがあったこともある。

世間が若貴に沸いていた時期は新日本vsUWFインターナショナルが最高潮に盛り上がっていた時期でもあった。Uインターといえば高田であったが彼は蹴り技のイメージが強い。僕にとってはUWFの根源は「極め」であった。そして僕は佐山信者で前田信者。つまり「巨漢でも寝かせてしまえば」という拗らせがそこにあった。しかもこれも大きな間違いだった。

それからしばらくプロレス低迷期が続く。2003年、ボブ・サップvs曙があった。コンタクトスポーツのトップアスリートではあるものの「打撃のスペシャリスト」という訳ではないサップに曙がKO負けを喫した。ここでまた相撲から興味が離れてしまう。

振り返って1999年、なにごとにも「時代に対して早すぎる天才」であった佐山聡先生が「掣圏道」を確立した。市街地での肉弾戦を想定した格闘技で、PRIDEやUFCなどのMMAがテイクダウン→極めの技術に特化していくのに対し「スタンドからあらゆる技術で倒しつつ打撃で制圧する」ことの重要性を説いたが、ジャケット型の道着などでどうにも色物として見てしまっていた。

その後、PRIDEは崩壊。プロレスに徐々に活気が戻ってきた。PRIDEのTOPファイター達はUFCに場所を移して強さを見せていった。プロレスとMMAの接点も薄くなり、掣圏道は掣圏真陰流となり、より古流の技術や思想の復興を色濃くしていった。

色々拗らせている僕の中でこれらの3つは完全に独立していた。ところがやはり佐山聡という人は凄かった。何しろプロレスではキャッチ・アズ・キャッチ・キャンに執心し、ガス灯時代のプロレス技術を誰よりも研究した人間だ。

それにマーシャルアーツの打撃、空手の打撃、ムエタイの蹴りなどの打撃技術を研究し、UWFを創りシューティング(のちの修斗)を創り、掣圏道を創り、掣圏真陰流に到り、さらには古代相撲である「須麻比」に着地している(こちらは技術論より思想の方であるらしいが)。そしてそれらの様々な技術体系をもってして「最後のタイガーマスクを創る」と、さらにプロレスに繋げようとしている。もうちょっとあの方は無茶苦茶である(笑)。


さて、話を戻す。僕の相撲に対する偏見は江戸時代にまで遡る。つまりそれは強すぎた力士達への「禁じ手」の存在だった。おとぎ話染みた都市伝説混じりではあるが、有名なところでは最強の力士・雷電爲右エ門の禁じ手だろう。彼は「鉄砲(突っ張り)・張り手」の打撃、「閂・鯖折り」の立ち関節を禁じられたとされている。

つまり強すぎて話にならないから個人に禁じ手を適用したというわけである。強すぎて話にならないというのは、つまり相撲の「興行」としての側面を如実に表している。「禁じ手にしなければ星が確定してしまうし重大な怪我人が出る」ということだ。神事だなんだと云っても「興行」であるわけだ。力士を囲っていた武家などの面子もあっただろうが、ぶっちゃけた話が賭博の対象になっていたというわけである(これは僕個人の考えです)。

近年の角界には、そもそもの技としての禁じ手はあるものの、それ以外はない(旭道山の張り手は……自主規制という名の禁じ手扱いだったとは思うが)。無手、まわし以外仕込みのない身体、重心の奪い合い、関節の取り合いと、歴史に裏打ちされた術理と理合い。そして倒れる・土俵を割る=負け=即ち死という概念。

興行でありつつ神事でもある相撲を「格闘技」として認識していなかった自分はあまりにも愚かだった。「玄人好みの上手い力士」には注目していたが、押し相撲や同体落ちするような相撲に格闘性を見いだせなかったこともある。「力士」という特殊訓練を受けて育てられた存在の、フィジカルと重さによる「倒し合い」だとばかり思っていた。


そもそも立ち技の喧嘩でならば拳で人を殴る必要性はない。小さい物を動く物に正確に当てるということには相当の技術が必要となるからだ。「拳を痛めるから掌底で打て」などという以前の問題だ。路上の現実では多くの体験者達が物語るように「頭突き一発」というのが正しい。

作家・椎名誠氏の喧嘩遍歴によれば(若干眉唾ではあるが)、朝鮮学校の学生と地元の高校生の間では喧嘩が絶えず、殴り合いになると相手方の頭突きがなによりもきいた、とある。ここから「朝鮮パンチ」略して「チョーパン」と頭突きによる顔面攻撃を呼称することになったとかならないとか。

実際問題として、頭部は人体の中で最も重い部位の一つだ(頭部は体重の10%で換算される体重60キロなら6キロ)。そして重大な器官である脳を保護する面からも頭蓋骨は極めて頑丈に作られている。しかも動作に連動する関節数は非常に多く、構造上最上部にあることからも、後足の踏みだし+前足の踏み込みに脊椎を連動させて上体をしならせて前頭部を相手の顔面に打ち込むと、これは凶悪な打撃になる。

しかも拳などより遥かに大きい為「当てやすい」。襟首でも奥襟でもとって固定するもよし、ノーモーションで打ち込むもよし、非常に危険で強力な打撃なのだ。使うのは眉上から生え際の前頭部。狙うのは相手の鼻近辺である。稀に相手の歯に当たって額から流血することになるので、注意が必要だ。


話を戻す。相撲のなによりも恐ろしいことに「ぶちかまし」や「かち上げ」がルール上全く問題無く認められているということだ。それどころか両者諸手を土俵についた瞬間からの「立ち合い」で多様されるのだから尚更だ。重心を低くして、短距離走のクラウチングスタートの様に下から正面または斜め上に身体ごとの頭突きをかますのだ。

僕はこの恐ろしさにこの歳になって気づき、愕然としている。「相撲」は国技であるが故に「隔離」されている。神事であるからなどの理由で「保護」されているわけではない。「隔離」されているのだ。こんな恐ろしい格闘技は他にはない。関節を極めたまま投げる技の多いことも恐怖そのものだ。重心を崩したり重心を制したりするのは相当のテクニシャンになってから。頭からぶつかり合う「ガチンコ」が若手には奨励され、突っ張りと張り手でヘビー級以上の体格の人間が顔面を張り合う。そこからようやく関節を極めたまま体重を使って投げ倒すなどにもっていく他の投げ技も大半が「極めたまま投げる/倒す」という技だ。怪我をするのが当たり前というような狂人の沙汰である。

立ち合いは行事がいてこそ、同時に始まるいわゆる「ヨーイドン」だ。「変化」には距離をとったりすかしたりすることはあっても、基本はどれだけ打たれようが極められようが前に進むことのみしか許されていないという狂気染みた格闘技。それが相撲なのだと最近再認識させられている。とんでもない世界だ。

漠然と「相撲は年寄りのみるもの」というイメージがあった「そのくらいの歳になれば相撲も楽しめる」というようなイメージも。僕がその歳になったからかはわからないが、自分の持つ格闘技の術理や理合いと相撲の術理や理合いを重ね合わせると、相撲がとんでもない制圧術であることを感じている。本当に凄まじいのだ。

プロレスや総合格闘技はそこそこ見てきた方だと思うが、綱を張るまで到る必要性はまったくなく、フィジカルと技術が最も成熟した力士が他の格闘技に出たケースはないこと。そして相撲の術理や理合いをフルに発揮させていいとされた試合もないことにも今更気づいている。恐ろしい話だわ。

こんな駄文の結びに、もう一度云う。「相撲は隔離されている」


[2017 年 05 月 10 日- 03 : 12 ]


ヒトコトなつぶやき 友人が頑張っています。
友人の同人作家の右近先生が新作本を出しますよ。黒髭ことエドワード・ティーチの財宝……というと金銀宝石ザックザクを想像してしまうが、FGOの黒髭さんなのでお察しである。女性サーヴァントに見つかってしまった場合、黒髭がしばかれるのはいつものことだが、ぐだおくんと小次郎の運命や如何に。

なおサークル名は「裸Yシャツ友の会」です。
http://www.hada-y.com/Comi1_11.html

[2017 年 04 月 26 日- 00 : 37 ]


ヒトコトなつぶやき 杞憂に終わったようです。
パチンコ・パチスロの「おそ松さん」のその後ですが、3月6日が導入初日ということで、どんなもんかなと思って調べてみたところ、さすがにどこのパチンコホールも「いくら強いファン層がいるとはいえ映像権が取れずに新録ボイスもないパチンコ/パチスロ」に金を出すのは馬鹿馬鹿しいと思ったのか(どうかまではわかりませんが(笑))、入れても1台くらいという感じに収まったようで、メーカー側も専用景品を作るところまではいかなかったようです。ナイス産業廃棄物。

なお、全国には一万ほどのパチンコホールがあるわけですが(それも最近下回ったようですが)、導入状態はこんな感じですね。


甘デジの方はそこそこ導入されていますが、それでも全国店舗数の1/10程度。ヒット作とはとても云えません。大失敗例のパターンです。既に1パチ落ちしている店も100店舗ほどあるようで、ゲーセン落ちも遠くはないでしょう。なおこの記事を書いている時点での中古機の最新相場は34万7000円。さすがに導入月だけあって、まだまだかなり高いですね。半年もすれば半額以下になるでしょうけれど。

そんなわけで、心配は杞憂に終わった感じです。Daiichiは思いっきりイモ引いた感じですね。無念。映像権利を持っているであろう赤塚プロとぴえろはいい仕事しました。結局賭博には変わりないJRAに持って行かれたのはどうかと思いますが。

[2017 年 03 月 23 日- 01 : 16 ]


ヒトコトなつぶやき 武術マニアのつぶやき。
武術とかに全く興味のない方、申し訳ない。

武術において「間を潰す」のは極意の一つ。中拳に箭疾歩あり、日本に抜き足あり縮地あり。いずれも遠間から「間合いを潰す」技だが、長い歴史を持つレスリング(パンクラチオン)にはその先があって(日本の柔(やわら)にも当然ある)、「密着」と「相手の体と自分の体を一体化」させるという極意がある。

相手の重心の下に自分の重心を差し込むことで、骨格レベルでテコの原理や滑車の原理を使えば「捨て身」でならば体重差2倍3倍以上の相手でも倒すことが出来る。「一体」の極意。「重心」というともすれば曖昧な存在を見抜き感じ操ることの重要性。柔術や合気の達人が小柄なこととも関係があるかもしれない。

ここで古代に遡ってみる。相撲(?力)は最も古い格闘技だ。現代相撲の決まり手や禁じ手を含めても色々考えるところがある。最も古い?力の記録は野見宿禰と当麻蹴速の一戦。蹴り合いから腰骨を折られて死亡という凄まじさだ。

当然上段回し蹴りなどではないだろう(ハイキックは金的打ちが禁じ手になってから発展した技。古流において「金的が禁じ手」でなければ、片足立ちという実に不利な状況を自分で作って、股間を空けることは有り得ない)。

となると、組みの間合いでの下段の蹴り合いで「倒した」と思われる。前足底を使っての脛蹴りや、いわゆる足掛け、また関節蹴りなどが考えられるだろう。相撲で拳固が禁止されたのはこの時代よりずっと後なので、殴り合い・組み合いもあっただろう。

野見宿禰と当麻蹴速の一戦は下半身への打撃で倒して制圧し、さらに脊椎を踏み砕く完全な殺し合い。うーむ。実に興味深い。織田信長が好み御前試合までやった頃の相撲も、おそらく禁じ手はなかった。さすがに意図的に目潰しをするのはNGだったかもしれないが。(民間人からステゴロ的な武に長けた人間を探すのが目的とされていたので、使い物にならないようなことはしていなかったと思われる)

拳、張り手、立ち関節、組みからの投げ、関節を極めての投げ、かちあげ(頭突き)。興行化する以前の相撲はとんでもない立ち技総合格闘技だった可能性。大柄な人間が強いというだけでもなさそうだ。相撲のイメージが変わる。「相撲の強い人」はいても「相撲の達人」という言葉は聞かないから不思議だ。

回しは腰帯だった時代もあるだろうが、基本は上半身裸で行っていたわけで、甲冑時代であれば「倒されて制圧される。即ち死」の概念があったことは間違いない。角力・?力と「力」が目につきがちだし、相撲も「撲る」で、張り合い突き合いが想起されるが、相当の理合いがあったのではないだろうか。

このあたり検証のしようがないが、かちあげ(人間最重量の殴打撃)、重心の取り方、相身一体の理合い、肘関節・肩関節を瞬時に極めるテクニック、小指で「釣れる」という発想、合掌捻りや素首落としなどの頸椎に対する容赦のない攻撃。当然柔(やわら)にも通じる。日本武道の源流だ。面白いなぁ。

現代相撲ももちろん好きだけれど、随分様変わりしたんだろうなぁと思う。近年、佐山サトル先生が「須麻比(すまひ)」として精神学や武士道を扱っているが、これは別物っぽいな。掣圏道(掣圏新陰流)の「制圧」の構造は、源流?力の精神に近い気がしないでもないが、どこか継承していないもんかねー。なおいわゆる武芸十八般には「柔」とは別に「鎧組」というものがあり、これが甲冑相撲だったとする説もある。

面白いなぁ。なお古流?力には打撃(拳、張り手、かちあげ、ぶちかましなどの「当て身術」や、関節を極める為の圧点などの人体の急所が研究されている)。相撲・?力・角力を再評価してみたいもんだ。

[2017 年 03 月 21 日- 02 : 31 ]


ヒトコトなつぶやき 宣伝です!
さあさあ、死火山状態の上にサイトの本記事はパチンコのまんまというどうしようもない状態で放置しておりましたが、Twitterの方で「Tシャツの復刻とかどうですか?」と紹介され「んーどーしよっかねー」などとぼやいていたら「復刻したら是非欲しいです」という奇特(失礼である)な方が結構いらっしゃいまして。

それならまぁと重い腰を上げてハードディスクのバックアップデータを片っ端から漁りまくって、デザイン投稿フォームに合う形に修正したり、リメイクしたり、「あーどうせデザイン放り込むだけだから、好き勝手やっちまえ」と色違いを作ってみたり、新作を作ってみたりとなんだかんだ一週間くらいかけてTシャツトリニティさんに出店しました。

いやあ……しんどかった。まぁそれはともかく。なにしろ在庫を持たず、発送も入出金もTシャツトリニティさんが全部やってくれて、僕は売上げからロイヤリティをいただくだけという楽さなので、本当になんでもかんでも放り込みました(笑)。

これまで当サイトで販売したTシャツとは違い、シルクスクリーンプリントではなく、生地に直接印刷するダイレクトインクジェットプリントという形で作られます。ですのでこれまで作ったTシャツから比べると、若干クオリティは下がるかも知れません。ごめんなさい。あと「デブに優しい5XLまで」が売りだったんですが、最大で3XLまでになります。ごめんなさい。というか僕が着られるのか心配というね。

ですが、ボディ選びなどは結構慎重にやりましたし、版下データも求められている最大品質で入稿しましたので、そこそこ期待していただければ!

そんな感じで『じーらぼ! 言戯道場 Tシャツ販売所

本日より開店です!!




※カラー・サイズ・ボディは他にも色々取りそろえています※
詳しくは販売ページトップから!


皆さん、うちの子達をよろしくお願いします!!


[2017 年 02 月 22 日- 00 : 11 ]


ヒトコトなつぶやき 先にパチスロおそ松さんが出ますが……。
つぶやき本文の補足です。

おそ松さんファンの方は先に出るパチスロだけは触っちゃダメです。絶対ダメです。

パチスロは1コイン20円。1回まわして抽選させるのに3枚必要です。つまり1回転させるのに60円かかります。1000円で50枚「借りる」ので単純計算では16回しか回せません。一応リプレイ(コインを消費しないでもう一回抽選できる)と、ベル(数枚の払い出し)があるので、おそらく1000円50枚で40〜50回は回せると思いますが、その間に当たる確率はまずゼロです。1コイン5円や1コイン2円の低貸し専門店か低貸しコーナーに設置されるか、ゲームセンターへの設置を待ちましょう。あとは動画で満足しましょうね。

[2016 年 12 月 04 日- 02 : 22 ]


ヒトコトなつぶやき 『不審者であるとふこと』
Twitterのアカウント名に「不審者」と書き続けて一年以上が経ちます。実際不審者にしか見えない外見をしているわけですが、本物の不審者になってしまってはどうしようもありません。ご近所をざわつかせるような真似をしてはならないということです。まぁもうこの土地に住んで二十年以上になりますし、そんなことはないと思いたいという願望もあるわけですが(苦笑)。

そんなわけでして、スキンヘッドにモミアゲモジャー&ヒゲモジャーという基本スタイルに加えて、つぶやき本欄にあるように、某秘密結社風だったり宗教指導者系だったり悪羅悪羅系だったりという「不審者+色々ヤバい」風体であるときは、普段以上に気を引き締めております。

人とすれ違う際のちょっとしたタイミングでの会釈、道路進入での会釈、バスに乗れば降車の際にはきちんと礼を述べ、喩えコンビニ・スーパー・ドラッグストアやファストフード店での買い物でも、清算後には「お世話様でした」の言葉は欠かしませんし、外食の際の「いただきます・ごちそうさま」、精算時の「ごちそうさま」も忘れません。

まぁそんなことは普段から心がけていることと大差ないといえば大差ないのですが、それでもやっぱり「いつも以上に」という感じですね。


なにしろ漢字で書けば「不審者」ですが、ヒラけば「ふしんしゃ」。この時点でお気づきの方も多いかと思いますが「ふしんしゃ」です。そう、つまり「不審者」の中には「紳士」が含有されているのです。

無論これはただの言葉遊びですが、遊びで不審者のコスプレを楽しんでいる以上、方々に迷惑をかけぬよう、紳士たれと思って日々を過ごしております。


その心がけのせいかどうかはわかりませんが、近所のケーキ屋でケーキを物色している最中に、上品そうな老婦人に道を訊ねられ、店員さんは僕が注文したケーキを梱包しているところだったので、細かく道案内をしてお礼を云われ、店員さんにもお礼を云われるという、若干Tポイント(徳ポイント)が貯まるようなことがあったりもしております。



なお、その時の服装ですが、背中に菩薩背負っていました。

[2016 年 11 月 12 日- 03 : 19 ]


ヒトコトなつぶやき なんだかんだで「いきている」。
というわけでテッペン回って11月5日になりました。まだ生まれた時間ではないのですが、なんだかんだで生きてこられました。ともすれば隣にいる「ナニか」に、ぐいと引っ張られてしまいそうな日々ですが、そうならぬよう支え助けてくれた全てに感謝します。本当に、ほんとうに、ありがとう。

[2016 年 11 月 05 日- 00 : 22 ]


ヒトコトなつぶやき 備忘録
「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ! 今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」とのたまい、世間の反感を買って、出演していたテレビ番組を降板させられ、ブログの転載登録をされていたBLOGOSからも打ち切られた長谷川某が新しくブログ記事を書いて「炎上から現在に至るまでの顛末」を書いているのですが、何を云っているのか、僕にはまるで理解できません。

どんな現場でどのような専門家のどんな意見をヒアリングしたとしても「病気になるのは自業自得。自己負担で受けろ。高い医療費を払えないのならば殺せ」という言葉を出した以上の事実はありません。そもそもどういう立場から彼に「病人を殺せ」という権利があるのかわかりません。そして彼は何も反省していないのです。

彼がどんな背景を持ってこの「殺せ」という言葉を出したのかということにはまるで興味はありません。個人の思想はそれぞれなので、そこはそれこそ自己責任です。僕は読み手として、目の前に出された文言から読み取るのみです。

「社会保障が破綻する。生きているだけで無駄。殺せ」。最近どこかで見たような気がする言葉です。「透析患者」「施設入所の重度障害者」に置き換えてみるとわかりますが、あの相模原の大量殺人鬼と同じことを云っているのですね。

長谷川某は今回の記事で「見出しが過激だった」「誤解を招いた」「反省すべきですね」と並べていますが、一度ネットに出した言葉は消すことはできません。今回の記事を書くにあたって、弁護士と一緒に随分ネット(というかツイッターですね)に張り付いて監視していたようですが、それだけネットにはりついていたならば、そこはわかるでしょう。

そして見出しが一人歩きすることもわかるでしょう。その点も踏まえて、結局はこれまでと同様に過激な言葉や表現を使って炎上させて、ブログのアクセス稼ぎをしようとした意図が見え透いているのです。許される余地はありません。


また彼を降板させようと「煽った」とされている人達に対して「何が残りましたか?」「ゲームなんですよ」と彼は云っていますが、公の場所や公共の電波で、そのような言葉を吐いた人間が消えることは大いに意義があります。それは「影響力」の消失です。人を殺すことを推奨するようなアジテーターは消えて当然です。「そういう考えもあるのか」と同調する人間が何かを起こす前に消えなければなりません。

「取材した医療の現場から『よく言ってくれた』と激励された」とも記載があります。これが事実であるならば、とんでもないことです。患者が命を託す医療従事者が「自費で払えない自業自得の患者は殺せ」と考えているということになります。彼の発言は医療従事者全体への不信にも繋がります。この点についても自己弁護一辺倒で全く考えていないように見えます。脅威的な想像力の欠如です。

「画面の向こうでどんな人間が見ているかわからない」ということを重々理解しなければいけないのが、ネットリテラシーの基本中の基本です。そもそも彼はアナウンサーであり「画面の向こう」への影響力に関してはネット以上に発言に気をつけなければならないことは理解していなければならないはずです。それがまるで出来ていなかった。

これが今回の騒動の僕なりの見解です。「人が人を殺す」というハードルを乗り越えるには相当の覚悟と努力が必要になります。しかし「影響の大きな意思・思想」が後押しすれば戦争・弾圧・迫害という形でハードルを容易く乗り越えることができます。思考が偏れば「無敵の人」を作り出します(無敵の人については調べてくだされ)。アジテーションとはそういう側面があるのです。

本当は後述するの事件のことを引き合いに出したくはなく、彼の暴力的アジテーションとこれらを紐付けることもしたくはなかったのですが、川崎老人ホーム連続殺人事件・相模原障害者施設殺傷事件・横浜大口病院連続殺人事件などの社会的弱者への無差別殺人を想起させるには十分な内容です。社会的不安を与えた影響も大になるわけです。

僕は彼のブログにリンクも貼らないし直接抗議もしません。それは彼と関係を持ちたくないからです。炎上案件を望んで作り出すような人間は、僕自身の精神的に有害な存在だからです。なので悪口雑言を並べたりスポンサー抗議なども一切しません。ただあまりにも的外れな事を書いていたので、備忘録として本記事を書きました。


そして最後にもう一つ。透析を受けていらっしゃる方のみならず、終末期患者・医療費免除(一部)免除(自立支援・高齢者の負担率)・健康保険(一部)免除・障害や老齢年金受給者・生活保護受給者、これらは全て社会保障の枠にあります。そして彼ら彼女らの多くには自分自身に対して「生きている意味がない。私には社会的価値がない。生きていることが申し訳ない」と考えている人や、常に希死念慮にまとわりつかれている人も多いです。

「社会保障が破綻するから殺せ、死ね」という暴力的アジテーションは、こうした人達への無差別的ヘイトを高めることにもつながり、さらに彼らのもつ希死念慮や自傷他害への後押しをすることにもなりかねません。こうした暴言によって追い詰められていても社会保障を受けることを躊躇い、悲しい選択をしてしまう人もいるかもしれません。また悲しい選択をするギリギリの所にいる老老介護・寝たきり介護家庭の「ギリギリ」を越えさせる懸念もあります。

考え過ぎだという方もいらっしゃるかも知れませんが、「死ね」「殺せ」という言葉はそれだけ強い影響力をもった言葉です。「社会保障の破綻に対する注意喚起を訴えたかった」というのならば、他にもいくらでも表現があったはずです。それを悪意ある暴力的アジテーションという行為を選び、及ぼす影響について全く想像も反省もしていないことに、僕は恐怖すら感じています。以上です。

[2016 年 10 月 06 日- 17 : 59 ]


ヒトコトなつぶやき 笑いの導線
ツイッターでゆらゆらと考えごとをしていたので、備忘録的にちょっとまとめてみました。

『笑いの導線』というものが人が人を笑わせる行程に存在すると思います。「現象に対して、そうではないものを提示(ボケ)し、否定する(ツッコミ)」という流れが基本中の基本。で、今のお笑いをやっている芸人さんやタレントさんを見ていると、その『笑いの導線』は非常に複雑化していると感じるのです。

「○○だ」→「いや○○じゃねーよ」というのが、基本「提示から否定」への、いわば「直進」です。しかし例えば「喩えツッコミ」は軽く右折か左折をしてからの直進。「そうでないものに対して、そうでないものを提示し、否定をショートカットする」ツッコミはワープみたいなもんです。

このワープツッコミというものは、とんでもない速度で「提示」からの「連想」という右左折を何度も繰り返して、最終的に「否定」に直進しているわけですが、その複数回の右左折を感じさせない速度で提示するんですよね。

こういうものは当然プロの仕事なわけですから、台本・脚本があってのことなのでしょうが、ボケの「提示」に対して食い気味なくらいの勢いでワープツッコミが入るのは実に痛快です。オードリー若林さんが若干キレ気味に放つツッコミがそれですね。

バイきんぐ小峠さんは、波を作ってから最終的に間合いと提示の重ねを繰り返しつつ、テンションでねじ伏せるパターン。この「否定」と「提示」から繰り返される「提示」の畳みかける間に「聞き返し」や「状況の整理」が入るので、落着するまでが少し長い感じです。次のターンに入るときに「まぁわかったよ。それで?」と入るケースが多いですね。

サンドウィッチマン伊達さんは富澤さんのボケが、そもそも一捻り二捻り以上されていて難解なので、聴衆が理解するまでの短い間を作ってから「いや、〜じゃねぇんだからさ」「〜かと思ったよ」などの「例示の提示」という短い迂回を重ねて使いますね。両者共に大好きなタイプ。

毛色が変わったところでは、ナイツ土屋さん。ホームグラウンドと出自が、お年寄りのお客様が多い演芸場だけあって、塙さんの立て板に水の如く続く、言い間違いの提示というボケに対して「お客さんがどう言い間違えて全く違うものになっているのか」を理解するまでの間を「え?」「ん? ん?」「あれ?」という疑問合いの手的な作るタイプですね。連続する「提示」を「否定」して「訂正」し、その後さらに別例を提示して補足までする非常に丁寧な導線を作っています。これもまた凄く好きなタイプです。

漫才とコントで全く違う風景が出てくるのは当然なんですが、それぞれの特性を持つ「笑いの導線」は「ネタ」ではないバラエティなどで、その特徴が光るときがあります。放送作家の手腕かほ本人の才能なのかは別として、ですが。

バカリズムさんもワープな方だけど、発言するまで・している間・終わった後の空気や雰囲気コミなので「役者な人だなぁ」と痺れますね。そして僕が大好きな、さまぁ〜ずのお二人は、とにかく「直進」のやりとりがメイン。たまーに大竹さんが「〜じゃねぇんだから」となるのが面白いですね。ボケなのにツッコミが出るんです。それが実に心地良い。


ラジオや音声などは人間に五感に訴える情報が1つ(聴覚)。テレビ番組や動画は映像と音声では2つ(視覚・聴覚)。しかし、これが文章となると非常に難しくなります。しかし文章が五感を刺激するのは視覚だけ。しかも能動的に情報を読み取らなければなりません。つまり文意を理解するまでにえラグが発生するわけです。マンガのネーム(フキダシのセリフやら地の文的表現など)も、まぁ文章どっこいどっこいです。

さまざまな「笑いの導線」を文章で再現できるかというのは物書きの端くれとして、実に挑戦し甲斐のある課題だと思います。文字書きとしては「会話劇」は発言者ごとに改行するので、行を稼ぐのには実に安易で便利な方法なんですよね。しかし描写が足りなければ読み手に届かず、かといって冗長になってはリズムが崩れます。

文章だけで「笑いの導線」を再現するのは、やはり相当難しいです。フォントいじりでの演出やLINEのスタンプのような仕様で画像を作ってやるというのも手段の一つでしょう。そう考えると「笑いの導線」の終着点を「際立たせる」用法を使ったり、目指すべきところは「声に出して読みたい会話文」や「声で再現できる会話文」ということになるのかなぁ。いつかチャレンジしてみたいものです。

[2016 年 09 月 18 日- 06 : 18 ]