じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

ヒトコトなつぶやき 友人が頑張っています。
友人の同人作家の右近先生が新作本を出しますよ。黒髭ことエドワード・ティーチの財宝……というと金銀宝石ザックザクを想像してしまうが、FGOの黒髭さんなのでお察しである。女性サーヴァントに見つかってしまった場合、黒髭がしばかれるのはいつものことだが、ぐだおくんと小次郎の運命や如何に。

なおサークル名は「裸Yシャツ友の会」です。
http://www.hada-y.com/Comi1_11.html


[2017 年 04 月 26 日- 00 : 37 ]


ヒトコトなつぶやき 杞憂に終わったようです。
パチンコ・パチスロの「おそ松さん」のその後ですが、3月6日が導入初日ということで、どんなもんかなと思って調べてみたところ、さすがにどこのパチンコホールも「いくら強いファン層がいるとはいえ映像権が取れずに新録ボイスもないパチンコ/パチスロ」に金を出すのは馬鹿馬鹿しいと思ったのか(どうかまではわかりませんが(笑))、入れても1台くらいという感じに収まったようで、メーカー側も専用景品を作るところまではいかなかったようです。ナイス産業廃棄物。

なお、全国には一万ほどのパチンコホールがあるわけですが(それも最近下回ったようですが)、導入状態はこんな感じですね。


甘デジの方はそこそこ導入されていますが、それでも全国店舗数の1/10程度。ヒット作とはとても云えません。大失敗例のパターンです。既に1パチ落ちしている店も100店舗ほどあるようで、ゲーセン落ちも遠くはないでしょう。なおこの記事を書いている時点での中古機の最新相場は34万7000円。さすがに導入月だけあって、まだまだかなり高いですね。半年もすれば半額以下になるでしょうけれど。

そんなわけで、心配は杞憂に終わった感じです。Daiichiは思いっきりイモ引いた感じですね。無念。映像権利を持っているであろう赤塚プロとぴえろはいい仕事しました。結局賭博には変わりないJRAに持って行かれたのはどうかと思いますが。


[2017 年 03 月 23 日- 01 : 16 ]


ヒトコトなつぶやき 武術マニアのつぶやき。
武術とかに全く興味のない方、申し訳ない。

武術において「間を潰す」のは極意の一つ。中拳に箭疾歩あり、日本に抜き足あり縮地あり。いずれも遠間から「間合いを潰す」技だが、長い歴史を持つレスリング(パンクラチオン)にはその先があって(日本の柔(やわら)にも当然ある)、「密着」と「相手の体と自分の体を一体化」させるという極意がある。

相手の重心の下に自分の重心を差し込むことで、骨格レベルでテコの原理や滑車の原理を使えば「捨て身」でならば体重差2倍3倍以上の相手でも倒すことが出来る。「一体」の極意。「重心」というともすれば曖昧な存在を見抜き感じ操ることの重要性。柔術や合気の達人が小柄なこととも関係があるかもしれない。

ここで古代に遡ってみる。相撲(?力)は最も古い格闘技だ。現代相撲の決まり手や禁じ手を含めても色々考えるところがある。最も古い?力の記録は野見宿禰と当麻蹴速の一戦。蹴り合いから腰骨を折られて死亡という凄まじさだ。

当然上段回し蹴りなどではないだろう(ハイキックは金的打ちが禁じ手になってから発展した技。古流において「金的が禁じ手」でなければ、片足立ちという実に不利な状況を自分で作って、股間を空けることは有り得ない)。

となると、組みの間合いでの下段の蹴り合いで「倒した」と思われる。前足底を使っての脛蹴りや、いわゆる足掛け、また関節蹴りなどが考えられるだろう。相撲で拳固が禁止されたのはこの時代よりずっと後なので、殴り合い・組み合いもあっただろう。

野見宿禰と当麻蹴速の一戦は下半身への打撃で倒して制圧し、さらに脊椎を踏み砕く完全な殺し合い。うーむ。実に興味深い。織田信長が好み御前試合までやった頃の相撲も、おそらく禁じ手はなかった。さすがに意図的に目潰しをするのはNGだったかもしれないが。(民間人からステゴロ的な武に長けた人間を探すのが目的とされていたので、使い物にならないようなことはしていなかったと思われる)

拳、張り手、立ち関節、組みからの投げ、関節を極めての投げ、かちあげ(頭突き)。興行化する以前の相撲はとんでもない立ち技総合格闘技だった可能性。大柄な人間が強いというだけでもなさそうだ。相撲のイメージが変わる。「相撲の強い人」はいても「相撲の達人」という言葉は聞かないから不思議だ。

回しは腰帯だった時代もあるだろうが、基本は上半身裸で行っていたわけで、甲冑時代であれば「倒されて制圧される。即ち死」の概念があったことは間違いない。角力・?力と「力」が目につきがちだし、相撲も「撲る」で、張り合い突き合いが想起されるが、相当の理合いがあったのではないだろうか。

このあたり検証のしようがないが、かちあげ(人間最重量の殴打撃)、重心の取り方、相身一体の理合い、肘関節・肩関節を瞬時に極めるテクニック、小指で「釣れる」という発想、合掌捻りや素首落としなどの頸椎に対する容赦のない攻撃。当然柔(やわら)にも通じる。日本武道の源流だ。面白いなぁ。

現代相撲ももちろん好きだけれど、随分様変わりしたんだろうなぁと思う。近年、佐山サトル先生が「須麻比(すまひ)」として精神学や武士道を扱っているが、これは別物っぽいな。掣圏道(掣圏新陰流)の「制圧」の構造は、源流?力の精神に近い気がしないでもないが、どこか継承していないもんかねー。なおいわゆる武芸十八般には「柔」とは別に「鎧組」というものがあり、これが甲冑相撲だったとする説もある。

面白いなぁ。なお古流?力には打撃(拳、張り手、かちあげ、ぶちかましなどの「当て身術」や、関節を極める為の圧点などの人体の急所が研究されている)。相撲・?力・角力を再評価してみたいもんだ。


[2017 年 03 月 21 日- 02 : 31 ]


ヒトコトなつぶやき 宣伝です!
さあさあ、死火山状態の上にサイトの本記事はパチンコのまんまというどうしようもない状態で放置しておりましたが、Twitterの方で「Tシャツの復刻とかどうですか?」と紹介され「んーどーしよっかねー」などとぼやいていたら「復刻したら是非欲しいです」という奇特(失礼である)な方が結構いらっしゃいまして。

それならまぁと重い腰を上げてハードディスクのバックアップデータを片っ端から漁りまくって、デザイン投稿フォームに合う形に修正したり、リメイクしたり、「あーどうせデザイン放り込むだけだから、好き勝手やっちまえ」と色違いを作ってみたり、新作を作ってみたりとなんだかんだ一週間くらいかけてTシャツトリニティさんに出店しました。

いやあ……しんどかった。まぁそれはともかく。なにしろ在庫を持たず、発送も入出金もTシャツトリニティさんが全部やってくれて、僕は売上げからロイヤリティをいただくだけという楽さなので、本当になんでもかんでも放り込みました(笑)。

これまで当サイトで販売したTシャツとは違い、シルクスクリーンプリントではなく、生地に直接印刷するダイレクトインクジェットプリントという形で作られます。ですのでこれまで作ったTシャツから比べると、若干クオリティは下がるかも知れません。ごめんなさい。あと「デブに優しい5XLまで」が売りだったんですが、最大で3XLまでになります。ごめんなさい。というか僕が着られるのか心配というね。

ですが、ボディ選びなどは結構慎重にやりましたし、版下データも求められている最大品質で入稿しましたので、そこそこ期待していただければ!

そんな感じで『じーらぼ! 言戯道場 Tシャツ販売所

本日より開店です!!




※カラー・サイズ・ボディは他にも色々取りそろえています※
詳しくは販売ページトップから!


皆さん、うちの子達をよろしくお願いします!!


[2017 年 02 月 22 日- 00 : 11 ]


ヒトコトなつぶやき 先にパチスロおそ松さんが出ますが……。
つぶやき本文の補足です。

おそ松さんファンの方は先に出るパチスロだけは触っちゃダメです。絶対ダメです。

パチスロは1コイン20円。1回まわして抽選させるのに3枚必要です。つまり1回転させるのに60円かかります。1000円で50枚「借りる」ので単純計算では16回しか回せません。一応リプレイ(コインを消費しないでもう一回抽選できる)と、ベル(数枚の払い出し)があるので、おそらく1000円50枚で40〜50回は回せると思いますが、その間に当たる確率はまずゼロです。1コイン5円や1コイン2円の低貸し専門店か低貸しコーナーに設置されるか、ゲームセンターへの設置を待ちましょう。あとは動画で満足しましょうね。


[2016 年 12 月 04 日- 02 : 22 ]


ヒトコトなつぶやき 『不審者であるとふこと』
Twitterのアカウント名に「不審者」と書き続けて一年以上が経ちます。実際不審者にしか見えない外見をしているわけですが、本物の不審者になってしまってはどうしようもありません。ご近所をざわつかせるような真似をしてはならないということです。まぁもうこの土地に住んで二十年以上になりますし、そんなことはないと思いたいという願望もあるわけですが(苦笑)。

そんなわけでして、スキンヘッドにモミアゲモジャー&ヒゲモジャーという基本スタイルに加えて、つぶやき本欄にあるように、某秘密結社風だったり宗教指導者系だったり悪羅悪羅系だったりという「不審者+色々ヤバい」風体であるときは、普段以上に気を引き締めております。

人とすれ違う際のちょっとしたタイミングでの会釈、道路進入での会釈、バスに乗れば降車の際にはきちんと礼を述べ、喩えコンビニ・スーパー・ドラッグストアやファストフード店での買い物でも、清算後には「お世話様でした」の言葉は欠かしませんし、外食の際の「いただきます・ごちそうさま」、精算時の「ごちそうさま」も忘れません。

まぁそんなことは普段から心がけていることと大差ないといえば大差ないのですが、それでもやっぱり「いつも以上に」という感じですね。


なにしろ漢字で書けば「不審者」ですが、ヒラけば「ふしんしゃ」。この時点でお気づきの方も多いかと思いますが「ふしんしゃ」です。そう、つまり「不審者」の中には「紳士」が含有されているのです。

無論これはただの言葉遊びですが、遊びで不審者のコスプレを楽しんでいる以上、方々に迷惑をかけぬよう、紳士たれと思って日々を過ごしております。


その心がけのせいかどうかはわかりませんが、近所のケーキ屋でケーキを物色している最中に、上品そうな老婦人に道を訊ねられ、店員さんは僕が注文したケーキを梱包しているところだったので、細かく道案内をしてお礼を云われ、店員さんにもお礼を云われるという、若干Tポイント(徳ポイント)が貯まるようなことがあったりもしております。



なお、その時の服装ですが、背中に菩薩背負っていました。


[2016 年 11 月 12 日- 03 : 19 ]


ヒトコトなつぶやき なんだかんだで「いきている」。
というわけでテッペン回って11月5日になりました。まだ生まれた時間ではないのですが、なんだかんだで生きてこられました。ともすれば隣にいる「ナニか」に、ぐいと引っ張られてしまいそうな日々ですが、そうならぬよう支え助けてくれた全てに感謝します。本当に、ほんとうに、ありがとう。


[2016 年 11 月 05 日- 00 : 22 ]


ヒトコトなつぶやき 備忘録
「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ! 今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」とのたまい、世間の反感を買って、出演していたテレビ番組を降板させられ、ブログの転載登録をされていたBLOGOSからも打ち切られた長谷川某が新しくブログ記事を書いて「炎上から現在に至るまでの顛末」を書いているのですが、何を云っているのか、僕にはまるで理解できません。

どんな現場でどのような専門家のどんな意見をヒアリングしたとしても「病気になるのは自業自得。自己負担で受けろ。高い医療費を払えないのならば殺せ」という言葉を出した以上の事実はありません。そもそもどういう立場から彼に「病人を殺せ」という権利があるのかわかりません。そして彼は何も反省していないのです。

彼がどんな背景を持ってこの「殺せ」という言葉を出したのかということにはまるで興味はありません。個人の思想はそれぞれなので、そこはそれこそ自己責任です。僕は読み手として、目の前に出された文言から読み取るのみです。

「社会保障が破綻する。生きているだけで無駄。殺せ」。最近どこかで見たような気がする言葉です。「透析患者」「施設入所の重度障害者」に置き換えてみるとわかりますが、あの相模原の大量殺人鬼と同じことを云っているのですね。

長谷川某は今回の記事で「見出しが過激だった」「誤解を招いた」「反省すべきですね」と並べていますが、一度ネットに出した言葉は消すことはできません。今回の記事を書くにあたって、弁護士と一緒に随分ネット(というかツイッターですね)に張り付いて監視していたようですが、それだけネットにはりついていたならば、そこはわかるでしょう。

そして見出しが一人歩きすることもわかるでしょう。その点も踏まえて、結局はこれまでと同様に過激な言葉や表現を使って炎上させて、ブログのアクセス稼ぎをしようとした意図が見え透いているのです。許される余地はありません。


また彼を降板させようと「煽った」とされている人達に対して「何が残りましたか?」「ゲームなんですよ」と彼は云っていますが、公の場所や公共の電波で、そのような言葉を吐いた人間が消えることは大いに意義があります。それは「影響力」の消失です。人を殺すことを推奨するようなアジテーターは消えて当然です。「そういう考えもあるのか」と同調する人間が何かを起こす前に消えなければなりません。

「取材した医療の現場から『よく言ってくれた』と激励された」とも記載があります。これが事実であるならば、とんでもないことです。患者が命を託す医療従事者が「自費で払えない自業自得の患者は殺せ」と考えているということになります。彼の発言は医療従事者全体への不信にも繋がります。この点についても自己弁護一辺倒で全く考えていないように見えます。脅威的な想像力の欠如です。

「画面の向こうでどんな人間が見ているかわからない」ということを重々理解しなければいけないのが、ネットリテラシーの基本中の基本です。そもそも彼はアナウンサーであり「画面の向こう」への影響力に関してはネット以上に発言に気をつけなければならないことは理解していなければならないはずです。それがまるで出来ていなかった。

これが今回の騒動の僕なりの見解です。「人が人を殺す」というハードルを乗り越えるには相当の覚悟と努力が必要になります。しかし「影響の大きな意思・思想」が後押しすれば戦争・弾圧・迫害という形でハードルを容易く乗り越えることができます。思考が偏れば「無敵の人」を作り出します(無敵の人については調べてくだされ)。アジテーションとはそういう側面があるのです。

本当は後述するの事件のことを引き合いに出したくはなく、彼の暴力的アジテーションとこれらを紐付けることもしたくはなかったのですが、川崎老人ホーム連続殺人事件・相模原障害者施設殺傷事件・横浜大口病院連続殺人事件などの社会的弱者への無差別殺人を想起させるには十分な内容です。社会的不安を与えた影響も大になるわけです。

僕は彼のブログにリンクも貼らないし直接抗議もしません。それは彼と関係を持ちたくないからです。炎上案件を望んで作り出すような人間は、僕自身の精神的に有害な存在だからです。なので悪口雑言を並べたりスポンサー抗議なども一切しません。ただあまりにも的外れな事を書いていたので、備忘録として本記事を書きました。


そして最後にもう一つ。透析を受けていらっしゃる方のみならず、終末期患者・医療費免除(一部)免除(自立支援・高齢者の負担率)・健康保険(一部)免除・障害や老齢年金受給者・生活保護受給者、これらは全て社会保障の枠にあります。そして彼ら彼女らの多くには自分自身に対して「生きている意味がない。私には社会的価値がない。生きていることが申し訳ない」と考えている人や、常に希死念慮にまとわりつかれている人も多いです。

「社会保障が破綻するから殺せ、死ね」という暴力的アジテーションは、こうした人達への無差別的ヘイトを高めることにもつながり、さらに彼らのもつ希死念慮や自傷他害への後押しをすることにもなりかねません。こうした暴言によって追い詰められていても社会保障を受けることを躊躇い、悲しい選択をしてしまう人もいるかもしれません。また悲しい選択をするギリギリの所にいる老老介護・寝たきり介護家庭の「ギリギリ」を越えさせる懸念もあります。

考え過ぎだという方もいらっしゃるかも知れませんが、「死ね」「殺せ」という言葉はそれだけ強い影響力をもった言葉です。「社会保障の破綻に対する注意喚起を訴えたかった」というのならば、他にもいくらでも表現があったはずです。それを悪意ある暴力的アジテーションという行為を選び、及ぼす影響について全く想像も反省もしていないことに、僕は恐怖すら感じています。以上です。


[2016 年 10 月 06 日- 17 : 59 ]


ヒトコトなつぶやき 笑いの導線
ツイッターでゆらゆらと考えごとをしていたので、備忘録的にちょっとまとめてみました。

『笑いの導線』というものが人が人を笑わせる行程に存在すると思います。「現象に対して、そうではないものを提示(ボケ)し、否定する(ツッコミ)」という流れが基本中の基本。で、今のお笑いをやっている芸人さんやタレントさんを見ていると、その『笑いの導線』は非常に複雑化していると感じるのです。

「○○だ」→「いや○○じゃねーよ」というのが、基本「提示から否定」への、いわば「直進」です。しかし例えば「喩えツッコミ」は軽く右折か左折をしてからの直進。「そうでないものに対して、そうでないものを提示し、否定をショートカットする」ツッコミはワープみたいなもんです。

このワープツッコミというものは、とんでもない速度で「提示」からの「連想」という右左折を何度も繰り返して、最終的に「否定」に直進しているわけですが、その複数回の右左折を感じさせない速度で提示するんですよね。

こういうものは当然プロの仕事なわけですから、台本・脚本があってのことなのでしょうが、ボケの「提示」に対して食い気味なくらいの勢いでワープツッコミが入るのは実に痛快です。オードリー若林さんが若干キレ気味に放つツッコミがそれですね。

バイきんぐ小峠さんは、波を作ってから最終的に間合いと提示の重ねを繰り返しつつ、テンションでねじ伏せるパターン。この「否定」と「提示」から繰り返される「提示」の畳みかける間に「聞き返し」や「状況の整理」が入るので、落着するまでが少し長い感じです。次のターンに入るときに「まぁわかったよ。それで?」と入るケースが多いですね。

サンドウィッチマン伊達さんは富澤さんのボケが、そもそも一捻り二捻り以上されていて難解なので、聴衆が理解するまでの短い間を作ってから「いや、〜じゃねぇんだからさ」「〜かと思ったよ」などの「例示の提示」という短い迂回を重ねて使いますね。両者共に大好きなタイプ。

毛色が変わったところでは、ナイツ土屋さん。ホームグラウンドと出自が、お年寄りのお客様が多い演芸場だけあって、塙さんの立て板に水の如く続く、言い間違いの提示というボケに対して「お客さんがどう言い間違えて全く違うものになっているのか」を理解するまでの間を「え?」「ん? ん?」「あれ?」という疑問合いの手的な作るタイプですね。連続する「提示」を「否定」して「訂正」し、その後さらに別例を提示して補足までする非常に丁寧な導線を作っています。これもまた凄く好きなタイプです。

漫才とコントで全く違う風景が出てくるのは当然なんですが、それぞれの特性を持つ「笑いの導線」は「ネタ」ではないバラエティなどで、その特徴が光るときがあります。放送作家の手腕かほ本人の才能なのかは別として、ですが。

バカリズムさんもワープな方だけど、発言するまで・している間・終わった後の空気や雰囲気コミなので「役者な人だなぁ」と痺れますね。そして僕が大好きな、さまぁ〜ずのお二人は、とにかく「直進」のやりとりがメイン。たまーに大竹さんが「〜じゃねぇんだから」となるのが面白いですね。ボケなのにツッコミが出るんです。それが実に心地良い。


ラジオや音声などは人間に五感に訴える情報が1つ(聴覚)。テレビ番組や動画は映像と音声では2つ(視覚・聴覚)。しかし、これが文章となると非常に難しくなります。しかし文章が五感を刺激するのは視覚だけ。しかも能動的に情報を読み取らなければなりません。つまり文意を理解するまでにえラグが発生するわけです。マンガのネーム(フキダシのセリフやら地の文的表現など)も、まぁ文章どっこいどっこいです。

さまざまな「笑いの導線」を文章で再現できるかというのは物書きの端くれとして、実に挑戦し甲斐のある課題だと思います。文字書きとしては「会話劇」は発言者ごとに改行するので、行を稼ぐのには実に安易で便利な方法なんですよね。しかし描写が足りなければ読み手に届かず、かといって冗長になってはリズムが崩れます。

文章だけで「笑いの導線」を再現するのは、やはり相当難しいです。フォントいじりでの演出やLINEのスタンプのような仕様で画像を作ってやるというのも手段の一つでしょう。そう考えると「笑いの導線」の終着点を「際立たせる」用法を使ったり、目指すべきところは「声に出して読みたい会話文」や「声で再現できる会話文」ということになるのかなぁ。いつかチャレンジしてみたいものです。


[2016 年 09 月 18 日- 06 : 18 ]


ヒトコトなつぶやき ジャンルを応援するという気持ち
今回の本記事で、広島東洋カープ優勝を喜んでいるのは、マジック5くらいの時に「広島東洋カープ優勝したらどうしますか?」というレポーターの質問に対して、地元広島の居酒屋の店長さんが「久しぶり過ぎて、どういうセールをすればいいのかわからないのですが、とりあえず飲み物食べ物無料にしようと思っています」と本当に嬉しそうに応じていたのを見て「これは応援せざるを得ない!」となったのがきっかけです。

そして優勝が決まった後にツイートしたのがコチラ。


とんでもない量のRTやFavがつきましたが「ファンでもない外野はすっこんでろよ」というようなリプライは一切来ませんでした。RT・Favしていただいた方のタイムラインを覗きに行ったりもしたのですが、他球団ファンの方も大勢いらっしゃって、そこも嬉しかったですね。

ここ一年くらいですか。野球賭博問題や、野球選手が賭博などでクビになったり、かつての大選手が覚せい剤で逮捕されたりと野球自体が落ち込むような流れがあったわけですが、そういう「褻(ケ)」の空気にまとわりつかれていましたが、今回の広島東洋カープリーグ優勝までの盛り上がりと、四半世紀ぶりの優勝という「晴(ハレ)」の空気が、野球ファンの皆さんの「ジャンル自体を応援する」という気持ちをものすごく後押ししたのではないかなと思っております。



これは拗らせプヲタとしての蛇足です(笑)。そんなみちのくプロレスでは9月16日(金)後楽園ホール大会から『第6回ふく面ワールドリーグ戦』が開幕します! 楽しみ!


[2016 年 09 月 12 日- 01 : 58 ]


ヒトコトなつぶやき 日曜のスーパーに思慮深い幼女を見た!! (水曜スペシャル風)
今日の出来事。山から両親が下りてきて、まぁ夕飯を作るのも面倒なので、外食で済ませることに。こういうときは大体『長崎ちゃんぽん リンガーハット』のお世話になるのですが、その帰りにスーパーに寄って買い物をしていたんです。

で、カートにのせた買い物カゴに色々ぽんぽん放り込んで、乳製品売り場に来たところで、年長さんか小学校一年生くらいの女の子に話しかけられたんです。あ、僕がじゃないです。こんな不審者に話しかける幼女はなかなかいません。なんなら地元近くの繁華街でも声をかけられなくなって久しいです。

まぁそんな不審者の切ない(?)事情はどうでもよく、その子は牛乳のおつかいを頼まれたようなんですね。ところが牛乳売り場にきたものの、どれを買っていいかわからないので、どうしたもんかと思って、たまたまそこにいた母上に話しかけたようなんです。以下やりとり。

「ぎゅうにゅうをかいたいんですが、どれがいいですか?」
「おうちで飲んでいる牛乳わかる?」
「わかんないです……」
「そうねえ、何色のパックかおかあさんに云われてる?」
「……あかいの」

と、こんな具合。我が親ながら大したもんだなぁと思ったのは「これでいいんじゃない?」と適当に決めつけなかったことです。当たり前ですが母親業はとっくの昔に卒業していますが、結構頻繁に孫の相手をしてきたので、そういう意味ではまだまだ現役なのでございます。

話は幼女の求める牛乳に戻りますが、おそらく彼女が買うべき牛乳は『赤いパッケージの牛乳』なのでしょう。ところが売り場には2種類の赤いパッケージの牛乳があったんです。そしてなによりの問題は表示価格だったんです。

「おつかいにお金どれぐらい持ってきたの?」
「200えんです」

これで彼女が買うべき牛乳はこれで特定できました。そして問題の表示価格というのは、片方の赤いパッケージの牛乳は「200円」、もう一方は「158円」、彼女が持っているのは「200円」。表示価格なんですが外税なんですよコレ。とんだトラップですよね。ちっちゃい子にゃわかんないですよ。


とまぁそんなこんなで彼女はちゃんとお礼を云って、158円の牛乳を持ってトタトタとレジに向かい、一件落着といったところなんですが、あの子はよく踏みとどまれたなぁ、と。200円渡されておつかい頼まれたら200円って書かれている牛乳を持っていきたくなりますよ。でもそれを実行したら消費税分が足りず、彼女はレジで困惑することになったでしょう。

いやはや、なかなかに思慮深い幼女に出会いました。200円と大きな赤文字で書かれている下に小さく書かれた税込価格表示を見て困惑したんでしょうね。しかし、そこでよく踏みとどまれたなぁ、と、咥えてよく知らない大人に訊くことができたなぁ、と。本当に感心しましたね。

なによりこんな不審者が佇んでいるところによく声をかけられたなぁ、と。今夜は、そんな勇気ある幼女に拍手です。


[2016 年 09 月 04 日- 22 : 48 ]


ヒトコトなつぶやき 9月ですよ。
さて、今日から9月です。多くの小中高生の皆さんは明日の朝になれば学校に行かなければならないでしょう。そこでおっさんから一つだけ。「学校行きたくねー」と思うのも実行するのもかまいません。ですが「じゃあ、どこか連れて行ってあげるよ」という大人には決してついていかないように。

さて、今日から9月です。多くの小中高生の皆さんは明日の朝になれば学校に行かなければならないという事態を迎えます。そこで一つ注意を。「学校行きたくない。どこか連れて行って」という未成年の声に過剰に反応し、待ち合わせて連れ出したりしないように。今ならもれなく前科がつきます。


色々な理由で不登校になっている人、いるよね。
明日から学校、行きたくない人、沢山いるよね。
会いたくない相手、行きたくない場所、やりたくない事。
魔が差してしまう前に、一本電話しよう。
http://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html


行きたくなかったら学校なんか行かなくてもいいんだからね。皆勤賞を求めるなんてのがそもそもの間違い。不登校なんてレッテル貼りもいいところ。でも一つだけ「なんで行きたくないか」だけはしっかり説明できるようにしておこう。言い訳じゃなくて説明ね。よく考えて。それだけで状況は変わるから。


さあ9月だ!! 不審者のおっさん的には、残暑のうちはまだまだ攻めるよ!!


[2016 年 09 月 01 日- 04 : 07 ]


ヒトコトなつぶやき 怪談(?)
2ちゃんねるオカルト板における夏の風物詩『百物語スレッド』にて開催された、怪談百物語。いつもは読み手側でしたが、今年は語り部が少なく運営が大変そうだったので3本ほど投下させていただきました。

しかし終盤に差し掛かってもなお語り部が足りず「このまま完走できずに終わってしまうのかー!」と思いながら、一気に書き上げた一本がコレです。

残念ながら(?)投稿する前に九十八話、九十九話と埋まり(百話目は運営さんの一人が素敵なオチを用意しておいてくれました)ボツにしたものなので、ここに晒します。

内容的には恐怖要素は全くありません。「百話達成までにあと3本足らない!」というあたりで書いたものなので、フィナーレに向けて「こんなのもいいかな」と書いたものですので。

来年の『百物語2017』に回そうかとも思ったのですが、まぁ僕自身が覚えているかも何をしているかも生きているかもわからないので、ポイっとね。

怪談の語り手口調(「ほん怖」とかの心霊番組の視聴者投稿再現ドラマのナレーション風)にしてあるので、いつもの僕の書く文体とは異なりますが、お目汚しご容赦を。

あと、わかる人にはわかってしまう話なので「この文章はフィクションであり、実在の人物とは一切関係ありません」。ということで一つ(笑)。それではご笑覧ください。
――――――――――――――――――
『番犬』

高校時代からの付き合いがある友人Hとは、もう人生の半分以上親友としての付き合いがあります。お互いの家に泊まり込んでは音楽やゲームの話をしたり青臭い人生を語ったり、つかず離れずという心地よい関係で今まで過ごしてきました。

知り合って間もなくの頃、初めてHの家に遊びにいったのですが、ガレージに繋がれた茶色い毛並みの犬がいるのを見つけた私は

「へーHん家って、犬飼ってんだ」

と玄関の鍵を開けるHに言いました。

「うん、雑種だけどね。番犬にもならないバカ犬ちゃんだよ」
「バカ犬って(笑)」
「あいつ、知らない人が来ても吠えないからなー」
「名前は?」
「ジャック」

そんな会話をしたことを覚えています。


それからも何度もHの家に遊びに行くこともありましたが、別段ガレージに行く用事もありませんし、ジャックさんの散歩に付き合わされることもなく、飼い主であるHとの関係とは対照的に、私とジャックさんは縁がないまま、気がつけば十何年もの月日が流れていました。

同級生ですから、当然同い年なわけですが、二人とも立派なおっさんになって酒を飲んでいるときに「そういえばHんとこのわんこさんはどうしてる?」と何気なく話題にのせてみました。

私は、その話題を出した直後に、自身が犬を飼ったこともなく、犬に対する知識もないことを恥じることになるのですが――Hは少し寂しそうに笑って「もう何年も前に死んじゃったよ」と言いました。


晩年は歳を取って足が弱くなり散歩も嫌がるようになったこと。

最後は耳も目も利かなくなっていたということ。

弱っているから家の中で過ごさせてやりたいと御母堂が望んだものの、そう躾けられていたからか家にあげても玄関から上がろうとはしなかったこと。

最期は毛布に包んであげて、家族に見守られながら生を全うしたこと。

人間でいえば90歳近くだったので、大往生だったということ。

好きだったオモチャと毛布とゴハンと一緒にペット斎場でお骨にして庭木の下に弔ってあるということ。

そんなことをHは話してくれました。


「寒いんだから家に上がってもいいんだって、持ち上げてやっても玄関に降りちゃうんだよ。仕方ないから玄関にダンボールとかマットとか毛布おいてやったりしてた。バカ犬だったなあ」


苦笑しながらそう語ったHに、私は胸が締め付けられるような思いがしました。


そんなことがあってから、また数年後。といいますか数年前の出来事です。

Hも私もとっくの昔に社会人。Hは実家を改築して、ガレージだったところにはなれを一軒建てました。今はまだ大丈夫とはいえ、引退して同居している両親に階段のある家で暮らすのは大変だろうということで建てた、バリアフリーの平屋です。

その日は、件のはなれに、昔なじみを集めて酒を飲みながらの麻雀大会でした。ヘボ麻雀をワイワイと打ち続け、気がつけば時間はもう深夜2時過ぎ。徹麻をするほどの麻雀好きでもない私達は、三々五々寝る支度をはじめました。

といっても学生時代のように適当に転がって雑魚寝というわけではなく、ちゃんと布団を敷いて、麻雀部屋に一人、手前の部屋に二人(うち一人は私)、Hは母屋の自分の部屋へ、という形におさまりました。

ヘボ麻雀で慣れない頭を使い、酔いが回っていたこともあって、私は早々に寝付いたのですが、その晩、奇妙な夢を見ました。


「何か」が寝ている私の頭の周りを歩いている気配がするのです。

たし、たし、たし、たし。

たし、たし、たし、たし。

(なんだろう、隣で寝ている友人がトイレにでも行っているのかな?)

そんな考えが最初に浮かんだのですが、人間にしては足音が軽い。それにいくら灯りがないからといって頭の上をウロウロする意味がない。

と、色々考えていると「ぬっ」という湿ったような感触が私の額に付着しました。そして生温かい吐息が断続的に伝わってきます。慌てて目を開けて(夢の中ですが)枕越しに首を逸らしてみると、犬の顔と目があいました。

鼻の周りが白く、他は茶色の毛につつまれた顔。私は直感的に「あら、この子ジャックさんだ」と思いながら

「お前さん、こっちのおうちにはあがっちゃってよくなったの?」

と、ジャックさんに話しかけました(夢の中でです)。

するとジャックは「ふん」と鼻を鳴らしてどこかに去ってしまい、私はそこで目を覚ましました。


間もなくして「朝飯食いに行くぞー起きろー」とHがはなれに来たので、私は「な、H。ジャックさんって鼻の周り白い毛だったっけ?」と訊ねました。

するとHはちょっと驚いた表情をして

「そうだよ。鼻からデコまでが白い。秋田犬の血が入ってたから」
「はー、そっかそっか。ご生前にまじまじ見たことなかったからなあ」

「でもなんで突然ジャックの話?」
「んー。なんか見回りに来たみたいよ。ここ(はなれ)って彼の縄張りだった?」
「まぁそうかも、ジャックがいたガレージだったとこだしね」
「 夢だと思うんだが『なんやこいつ』みたいな感じで頭の上グルグル回られたよ(笑)。あとデコに鼻を押しつけられた」

そんな話をしながら布団を片付けていると、同じように布団を畳んでいたHは

「ジャックは死んでもバカ犬だなあ。夢に出るなら散々世話してたお袋か、俺んとこに来ればいいのに。あいつまだ一回も来やしないんだから」

そう言って笑いました。

社会人になってからの短い夏休み。そんな日の出来事です――。



【了】


[2016 年 08 月 29 日- 01 : 57 ]


ヒトコトなつぶやき 「(ペロッ)……これは青酸カリ!」
昭和のドラマで飲み物に毒薬や睡眠薬を入れるときに、なんか油とり紙みたいなのでグラスやらコップにサラーってやるじゃないですか。あと時代劇でも。

夜飲む薬をお医者から「効きが悪かったら噛み砕いて飲んでください」って云われているんですが、口の中で噛み砕いて飲むと死ぬほどマズイんですよ。そして苦い。非常に苦い。

「良薬口に苦し」は、ものの喩えであって実際に薬が苦かったら困るんですよ。飲みづらいわ、飲むだけでも陰鬱な気分になるわ。そんなわけで、ピルクラッシャーを使って錠剤を砕いてオブラートに移して飲むようにしているんですよね。

ところが、ピルクラッシャーから袋形のオブラートに直接移すのは至難の業。当然一度、紙の上に砕いた薬を出して、折り目からサラーっと、スタンドに設置した袋状オブラートに移すわけです。

ところがここで問題が。手元にあった普通のコピー紙だと表面に残るんですよね。かなり半端な感じで。それこそ表面に残った粉末を小指のさきでなぞり取って「(ペロッ)……これは青酸カリ!」ができるくらいです(そして死ぬ)。

なーんとなくそれがなんかイヤでして、ない頭で色々考えていたんですが、今日薬局に行ったときにかくかくしかじかであのサラーって行く紙が欲しいんだが、あの紙は現存するのか、昭和で滅んだのか、代用品はないのかと訊いてみたんです。

そしたらまー、薬局さんもよくしてくれたもんでして、紙の名前は「薬包紙(やくほうし)」、販売には取り扱いがないけれど、探してみると云ってベテランの薬剤師さんが在庫をあさってくれたところ、10枚ほど出てきたので「どうぞ使って下さい」ともらえてしまったのです。

そして先程薬の支度をしたのですが、いやーこのサラーッと感。独特です。まるで残りません。パウダー状になったかつて錠剤だったものが、するるっと袋形オブラートに入り込みます。あとは丸めて喉の奥の方にぽいして水でゴクリ。いやー楽です。

そしてこの「サラーッ」と入れる感じがなんとも独特で色々たまりません。なんでしょうねこの悪事感。ゾクゾクします。


そんなわけで、素晴らしい紙を提供してくれた馴染みの調剤薬局の薬剤師さん達に感謝しつつ。今後もサラーッと感を楽しみたいと思います。


[2016 年 07 月 22 日- 00 : 27 ]


ヒトコトなつぶやき 日泰友好
突然ですがタイ料理が好きです。

代々木公園のタイフェス参加は今年で6回目になりました。まぁそれはいいとして、タイ料理が好きなんですよ。特にトムヤムクンとカオニャオマムアンとガパオとカオマンガイとグリーンカレー。

トムヤムクンはトムヤムクンペーストを常備していて、鍋の時につけ汁にしたりしています。ガパオは時々作りますが、本当にときどきですね。挽肉炒めている最中に「よし、やっぱり甘辛鶏そぼろにしてしまおう」とシフト変更することがままあります。

そう考えると、やっぱり手抜きで作れるカオマンガイは秀逸過ぎるメニュー。材料ぶち込んで炊飯器で炊くだけでOKって神業でしかありません。グリーンカレーも材料さえ揃えば簡単に作れますから、やはりこれも秀逸です。

しかしタイ料理の店とかですと「カオマンガイ」と「グリーンカレー」を別々に食べるのが当然というのが、なんとなく解せない。

「カオマンガイ美味しい、グリーンカレーをその上にかけたらなおのこと美味いはず、でもチキングリーンカレーとカオマンガイで鶏肉がかぶるから、グリーンカレーは野菜だけでいけばOKなんじゃね?」そんなことを考えていました。

で、親父殿が僕の作るグリーンカレーが食べたい、とリクエストをいただいたので、なにしろ居候の立場です。先週の父の日にでも作ろうと思っていたのですが、スケジュールがあわず延期。

今週は甥っ子3号の9歳の誕生日ということで、次姉一族+義兄母様が昼頃に遊びに来るので、ランチを作ってくれとリクエストされたので、前述したカオマンガイにグリーンカレーをというメニューを作ることになったわけです。

材料は昨日のうちに揃えておいたのですが、なにしろ睡眠障害マンなので昼に間に合う様に起きて調理できるかが不安だったので、どうやって作るかのメモを母者に渡しておきました。

以下プリントアウトしたメモ。原文ママ。


カオマンガイ(チキンライス)仕込み

・お米7合研ぐ。水は印通りにしない。後から調整。
・玉ネギ1個すりおろし。
・生姜開封済みを2個すりおろし。
・冷蔵庫のニンニクペースト全て使ってOK。※ギョムスのおろしニンニク。
・すり下ろしたすべてを炊き水に加えてよくよく混ぜる。
・チキンスープの素、塩コショウで炊き水の塩加減を調整。ここでしっかり味見。
・美味しければOK、この状態で炊き水は印よりちょい少なめに設定。
・鶏もも肉を脂面を下にして敷き詰める。
・一番長い炊飯設定か「かため」で炊きあげ(炊かないで放置は絶対ダメ!)
・針生姜を作る。
・分葱を刻んでおく。
・炊けたら鶏肉は取り出す。適当に切って盛りつけの際にご飯の上にのせる。


グリーンカレー仕込み

・パクチーを食べられるところとそれ以外にわけて洗う。
・葉の方はむしって、フレッシュで食べられるように別でとりわけておく。
・茎の方は適当なサイズに切っておく。(1)
・ほうれん草を洗って適当なサイズに切っておく。(2)
・1と2を合わせて湯がく。火が通ればOK。(3)
・3をお湯切りして、ヨーグルトを全部使ってミキサーでペーストにする。(4)
・ココナツミルクをよく振って、油脂分もしっかり出して鍋へ。(5)
・4と5を合わせてグリーンカレーペーストを混ぜて煮込みはじめる。
・筍の水煮を水切りして軽く洗って加える。
・グリーンカレーペーストとチキンスープの素で全体の味を調整、味見。
・パプリカを切って最後に加える。
・冷凍庫の(上段右)のタイ唐辛子を刻んで混ぜて辛みを調整。
・ナムプラーを少々、砂糖をふたつまみくらいで塩気と口当たりを調整。
・水は一切使いません!←ここ大事です。
・味の濃い薄いは牛乳で。


というわけで、まぁ僕が作らなくても大丈夫なようにしておいたのですが、3時間ほどで目が覚めて10時ぐらいに起きられたので、そのままさくさくっと母者とキッチンをくるくる動き回り、カオマンガイ炊きあがりまでの1時間ちょっとくらいで完成しました。

現物が冒頭の写真になるわけですが、鶏もも肉を5枚買っておいたのですが、4枚で十分だったので、1枚はグリーンカレーの方にぶち込んで、結局チキンかぶりになってしまったのですが、リクエストした親父殿と母者はもちろん、甥っ子も姪っ子も義兄も義兄母様も美味い美味いと食べてくれて七合炊いたカオマンガイも、寸胴2/3くらい作ったグリーンカレーも完売しました。


こんな感じ。


山盛りカオマンガイ。


グリーンカレーはこんな感じに。


盛りつけ例。



作ったものをうまいうまいと食べてもらえるのは嬉しいものですし、「カオマンガイにグリーンカレーかけて喰ったら絶対美味いだろう」実験は大成功でした。

我が家の近くにはバンコクストアという華僑系の方が経営しているアジア食材店があるのでそちらで済ませていますが、最近ではパクチーもグリーンカレーペーストもココナツミルクもスーパーにありますので、手軽に作れるようになったのがありがたいですね。

そんなわけでとりとめもなく日泰友好な週末でした。料理は楽しいものです。


[2016 年 06 月 26 日- 15 : 41 ]


ヒトコトなつぶやき ひっそりと。
ひっそりと「g-labo.to」のドメイン更新手続きをしました。殆ど更新していないのに何故、と自分でも思いますが、まぁなんでしょうなぁ。「もうちょこっとだけ続くんじゃ」という感じでしょうか。閉鎖するのは多分、ぼくがまるでパソコンに向かわなくなったときなんじゃないかなぁなんて思っています。

まだ、ここに、います。


[2016 年 06 月 14 日- 01 : 34 ]


ヒトコトなつぶやき がっかりもいいところ。
普通のタイトルマッチでした。リミットブレイク解禁→豪腕ラリアットのフィニッシュはよかったですが、微妙過ぎますね。ノアには刺激も変化も期待できないですねえ。残念。杉浦が嫌われ者になっただけじゃあないですか……。可哀想ですよ。


[2016 年 05 月 28 日- 20 : 45 ]


ヒトコトなつぶやき 方舟について物思う。
まずはコチラの記事をご一読ください。多分なんのこっちゃわからんという人が大半だと思いますが、プロレスリングNOAHとは、全日本プロレス四天王全盛時代のエーズ・三沢光晴さんが、ジャイアント馬場さん亡き後の全日本プロレスから新しいプロレスを求めて旗揚げした団体です。

しかし社長でありエースでもあった三沢さんは2009年6月13日、広島大会でアクシデントによる事故で亡くなってしまいました。いや、これも試合中のアクシデントというよりは、これまでの激闘累積した負傷がその瞬間に遂にトリガーが引かれてしまったというような出来事でした。

その後のプロレスリングNOAHは、大きく揺らぎます。新体制までのゴタゴタ、続いて精神的支柱でもあり絶対王者でもあった小橋建太さんの引退、選手達の相次ぐ離脱という、もう方舟どころか泥船状態になってしまい、ファンも多く失いました。

残された選手達は新体制を作り上げ、新しい選手を獲得するなど奔走しましたが、「三沢ショック・小橋ショック」を引きずった「悲愴感プロレス」には熱狂が生まれにくく、またリング外のゴタゴタがあったりもして、暗いムードが漂っていました。


しかしそこで一つの大きな転機が訪れます。元新日本プロレス→元パンクラス→パンクラスMISSIONという経歴を経て来たベテランレスラー・鈴木みのるが、当時新日本プロレスのリングで猛威を振るっていたのですが、それがある日突然「方舟のお宝を頂戴します」と宣戦布告。NOAHへの乗り込みを始めたのです。

多少の血は混ざっていても、元をたどれば「全日本系」のNOAHに、元をたどれば「新日本系」の鈴木軍が乗り込んでくる――これは大きな対抗戦になると、興奮したものです。が、結果としては鈴木軍の連戦連勝。ベルトを奪われ、「お宝頂戴したんでハイサヨウナラ」ではなく「王様ゲームのはじまりだ」とさらに侵略の度合いを深めました。


まぁここまではいい。ここまではいいのですが、最近のNOAHからは全く緊張感が感じられないのです。そしてなによりも選手にも正直覇気が足りていない。「プロレスは試合内容で勝負」という時代はとっくの昔に終わっています。ソープオペラとまではいきませんが、刺激や背後にあるドラマがあってこそ、観客は感情移入できるのです。

ところが、今のNOAHにはそれがない。ファンとしても、三沢さんの逝去から続いていた「悲愴感プロレス」という雰囲気を受け容れられず、鈴木軍侵略でさらに拍車がかかった「悲愴感プロレス」に厭気がさしたところもあったと思う。しかも丸藤勝利でもハッピーエンドにはならず、かといって鈴木軍も去らず、中途半端な状態です。

しかも杉浦が裏切ってベルト奪取。Uターン組の金丸がベルト奪取。タッグはおいとくとして、この2つが結局「NOAH(旧全日本)組」に来たところで完全に対抗戦的な火は消えてしまいました。そもそもが「新日本上がりのユニットが抗争を仕掛けてきた」のだからヒートしたのに、元内輪の人間が王者じゃ宙ぶらりんなわけです。

それに鈴木軍にしても当初の「お宝を頂戴します」というわりには、GHCを総取りしても、防衛を重ねてもどうということはありませんでした。僕が期待したのは団体名や団体ロゴすら変えてしまうほどの完全支配。そこまでの劇薬が必要だったと思うのです。

ところがそうはならなかった。王者・杉浦 vs 挑戦者・潮崎。この組み合わせは2011年7月11日の有明コロシアム大会のメインの焼き直しです。加わった要素は「団体内抗争で裏切った杉浦」と「団体を裏切って出ていった出戻りの潮崎」。なんの思い入れもドラマもない再戦に何を盛り上がればいいのかわかりません。ブレ過ぎもいいところです。

「試合内容で勝負」と言い続けてもファンは離れていきました。なんらかの刺激や劇薬といった「熱」がなければ盛り上がれない。ファンは貪欲なものです。四天王対決も丸KEN対決も刺激的に熱く練られていったからこその芸術作品でした。今回の杉浦 vs 潮崎が練られているかといえばNOでです。

鈴木軍のボスである鈴木みのるが王者であったからこその「王様ゲーム」と「完全支配」だったのに、杉浦を裏切らせたところでどうということはないのです。「鈴木軍の代表ではない杉浦」と「ノアの代表ではない潮崎」のタイトルマッチ。どこに注目すればいいのか全くわからないカードです。

一方で「元馬場全日本組」の秋山全日本は、諏訪魔負傷による戦線離脱や選手の離脱などの大ピンチになった今年、大日本やK-DOJO・DDT・にも広く門戸を開き、その結果としてチャンピオンカーニバルや三冠戦は非常に刺激的で大きく盛り上りました。

ノアはどうでるか。試合内容は当然ですが、「その後」に大きく期待できるものがなければ、方舟はファンにも海賊船にも見捨てられて沈没するしかないと思います。

プロレスブーム再来などと云われていますが、新日本一強+大日本・ドラゴンゲート・DDTといったオルタナティブ団体が盛り上がっている、という構図だけでは限界が来るのも早いと思います。

僕はかなり拗らせたプヲタ(色々拗らせてしまったプロレスファン)ですが、プロレスというジャンルをになってきた団体が落ち込んでしまうのは見たくありません。28日の大阪大会は生放送で観戦になりますが、色々な意味で期待したいと思います。


プロレスファン以外には全然伝わらない様な話ですみませんでした。


[2016 年 05 月 27 日- 14 : 02 ]


ヒトコトなつぶやき バイクに充電しましたよ。
散財続きもなんとかなり、なんとか年も越せたわけですが、愛車のHONDAフォーサイトさんにまたトラブルが発生してしまいました。なにが起きたかといいますと、バッテリー上がり。近所のコンビニに買い物に行った帰りにエンジンがかからなくなり、ひーひー云いながら押して帰ってくるという、なんとも物悲しく辛い体験をしました。まぁバイク乗りの皆さんには冬場には起こりやすいことですので、「あー……」と思われる方も多いかも知れません。

ですがワタクシ、かれこれ二十年近くバイクを乗り回してきて、バッテリー上がりは2回目だったりします。しかもその時はバッテリーを交換してもらっちゃったんですよね。しかも純正パーツのバッテリーに。うむ、無知って怖い。

なにが「無知って怖い」のかと申しますと、バッテリー上がりはいくつかの方法でなんとかなるものなのです。一つには、バイクショップに持ち込んで充電してもらう方法。完全充電になると一日預けたりすることになりますが、そんなに費用はかかりません。二つには、純正ではないけれど使えるバッテリーを新しく買うこと。実はバッテリーは規格とサイズさえあっていれば、安いのがいくらでもあるのです。純正16000円くらいに対して5000円くらい。そして最後の一つが、自分で充電する、です。

そう、バッテリーチャージャーさえ持っていれば自分で充電することができるのです。ここが大事です。しかも中型バイク〜小型自動車くらいのバッテリーに充電することが可能なチャージャーなんて4000円もしないのです。「え、自分でバッテリー充電とか怖い。液漏れとか爆発とかしないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな事態が起こらないように、今はバッテリーの充電具合を自動で確認して、コンセントをさしっぱなしにしておいても過充電にならないチャージャーも存在するのです。

というわけで、今回はチャージャーを購入。「寒い日が続き、近所くらいしか走らず、しかも滅多に乗らない」、この条件が揃うとバッテリーって結構簡単に上がってしまうものなんです。新車はどうかわかりませんが、それなりに頑張ったバイクなんかだとそうなるもんなんです。そんなわけで、バッテリーチャージャーはバイク乗りの必須アイテムともいえるので購入には躊躇なし。一応レビューなんかは一通り目を通して、機能的にも満足できるものを購入しました。

さて、ブツが届いたのでレッツ取り付け。バッテリーに充電というと「バッテリーの+−極をクリップをはさんで……」というイメージですが、バイクのバッテリーはメンテナンスの範囲で頻繁に充電する人が多い(特にロングツーリング前なんかにはフル充電にしておくとか)為、ネジで止めるタイプの電極が付属していました。つまり、一回取り付けてしまえば、あとは充電したいときにチャージャーに接続して放置しときゃいいというわけです。なんという親切設計。

いよいよもって充電開始となるわけですが、なにしろセルを押しても「キシュー……ン」という老犬の切ない鳴き声レベルまでしか行かない状態ですので、チャージャーの表示によるバッテリーの状態は「要点検」という一番下のレベル。満充電にするには7〜15時間かかるとのこと。そのまま6時間くらい放置したのですが、まだ満充電にはなっていなかったので、バッテリーチャージャーが深夜に盗まれたりするのではないだろうかという危惧もあって、一旦取り外し。翌日5時間ほど再充電して、ようやく満充電の表示にいたりました。

さっそくチャージャーを外して、バッテリーカバーを戻し、セルを押してみたのですが「キュルブルォン!!」と非常に元気のよい音でエンジンがかかります。いやーこんなにすぐエンジンがかかるなんて何年ぶりだろうという感じですよ。どれだけ放置してきたのかがよくわかりますね。皆さんはこんなダメライダーになってはいけません。愛車であり相棒なのですから、大事にしてメンテナンスはしなくちゃいけません。

というわけでタイヤを交換して、バッテリーを満充電にして、とそこそこメンテナンスにお金をかけたわけですが、特にツーリングなどに出かける予定はありません(笑)。まぁ日常生活の足として使っているので、安心して乗れるようにしておくというのは必要なことなんですけどね。


ところで「満充電」って口に出して云うとなんか下卑た笑みを浮かべそうになるのは僕だけでしょうか。


[2016 年 01 月 25 日- 23 : 27 ]


ヒトコトなつぶやき 2015年ネット・プロレス大賞に投票してきました!
表題の通り、2015年ネット・プロレス大賞に投票してきました。投票〆切は明日1月6日なのですが「最優秀興行」などにはルール上(2015年内に開催された興行に限る為)投票できないものの、2015年のプロレス界の集大成であり、新しい流れの始まりでもある、三が日の各団体の興行、そしてなによりもプロレス界最大のイベントである、俗に言う「イッテンヨン・東京ドーム」1月4日・新日本東京ドーム大会を観てから決めようと思ったわけであります。

生観戦は少ないものの、新日本プロレスワールドサムライオンデマンド、スカパーの各種チャンネルで観戦したモノに勿論限ります。というわけで、プロレスを全く観ない・関心も興味もないという方には申し訳ありませんが、以下に僕の投票内容を記していきたいと思います。なおネット・プロレス大賞には、

・「MVP」
・「最優秀試合」
・「最優秀タッグチーム」
・「新人賞」
・「最優秀興行」
・「最優秀団体」
・「最優秀プロレスを伝えたで賞」


がありまして、それぞれに寸評を加えていきたいと思います。まずはMVP。

【MVP】
1位:棚橋弘至
2位:鈴木みのる
3位:内藤哲也


【寸評】
もうね、MVPは棚橋以外考えられません。若手だと思っていたらもう40歳になるんですよこの人。各シリーズの大会でメインを務め、大会をシメることが多かったレスラーです。「ぼくは疲れないですから」と云い続けてきましたが、疲れないわけがない。大きな怪我をすることなく各地で激闘を繰り広げ、話題を提供し続け、強敵達と戦い、試合を魅せてきた。それどころか他団体にも登場し、さらにはその場で起こった遺恨を、相手の土俵にあがってしめてみせた。こんなレスラーいませんよ。各種メディアへの露出も多く、文字通り2015年のプロレス界を牽引してきた存在だと思います。

2位には鈴木みのる選手を入れました。沈没寸前だったNOAHに鈴木軍として乗り込み、引っ張り上げたのは間違いなくこの人です。もう47歳、ベテランもいいところですが、いつ見てもコンディションがいいんです。下手な若手や中堅なんか比べものになりません。決して大きな身体ではないですが、年齢からは考えられないくらいの仕上がりっぷりです。そして動きも速い。スタミナ切れも起こさない。怪我をしない。そしてGHC王者になってからは、様々なイベントに登場する度にベルトを持参して「NOAHという団体のチャンピオンであること」をアピールし続けてきました。原宿に自らのブランド「パイルドライバー」の店舗を持ちましたが、時間があればそこにも顔を出しファンサービスに務めてきました。八面六臂の活躍です。その間に方舟の選手達は何をしていたんでしょうか。森嶋引退のズンドコ騒動と、一部の選手達は自分達が経営に携わっている飲食店のアピールくらいでしょうか。本当に危機感を持ってやってきたのか?『プロレスブーム』という作られた波の中で世間に対してアピールしてきたのか? 本当に謎です。

3位は大いに悩みましたが、自らを「制御不能」と称しヒールターンし、メキシコの大手団体CMLLでロス・インゴベルナブレスに加入。その後はロス・インゴベルナブレス・ハポンとして、ベルトホルダーでもないのに常に話題の中心にいました。模索しながらの2015年でしたが、目立ったのは内藤。試合の勝ち負け以上に異様な存在感を見せてくれました。内藤一味が一大勢力になるのかどうかはわかりませんが、ベビーフェイスとしてやっていたときにはない存在感と支持率です。今年最も注目したい選手ですね。

ちなみに3位にはDDT(ガンバレ☆プロレス)の大家健と大いに迷いましたが、ちょっと贔屓の引き倒しになってしまいそうだったのと「一つの大きな話題」と「年間通しての話題の提供」を秤にかけて内藤を選択しました。4位があれば確実に大家健です。


【最優秀試合】
1位:2015年7月20日
団体:新日本プロレス
会場:北海道立総合体育センター北海きたえーる
試合:棚橋弘至 vs 飯伏幸太 (G1クライマックス公式戦)

2位:2015年1月4日
団体:新日本プロレス
会場:東京ドーム
試合:中邑真輔 vs 飯伏幸太 (IWGPインタコンチネンタル選手権)

3位:2015年11月17日
団体:#大家帝国興行
会場:後楽園ホール
試合:HARASHIMA&大家健 vs 棚橋弘至&小松洋平



【寸評】
若干贔屓の引き倒し気味ではありますが、飯伏幸太選手の活躍は物凄いモノがあったので上位2位にしました。1位・2位は本当に凄い試合でした。もうそれ以上の言葉はありません。どれだけ凄かったのかは、新日本プロレス・ワールドに加入するか、無料期間があれば是非観て下さい。言葉では説明しづらいのです。

そして3位。DDT夏の両国大会で組まれたHARASHIMA vs 棚橋戦後に棚橋が「横一線に見られたら困る」と団体批判にも取れる発言をしたことが問題になり、それまで極めていい関係だったDDTと新日本の間に緊張感が生まれました。後に棚橋はその発言の真意を「盛り上げられなかった自分に腹が立っての発言だった」としましたが、もやもやしたものは当然残ります。そんな中行われたDDT総選挙でユニット部門1位になった#大家帝国(大家健・スーパーササダンゴマシン・男色ディーノ)が「主催興行をやるから棚橋選手をブッキングしてくれ」と会社に要求。結果として組まれたカードがこの試合でした。

会場は物凄いヒート。完全アウェイの中に登場した棚橋と小松でしたが、外敵として相応しい試合をして見せました。「格」で云えば一番下の大家の奮戦、数合わせのようにブッキングされた小松選手が見せつけたそれこそ「横一線」じゃない不貞不貞しさと逞しさ、決して媚びず「対抗戦」としてヒリついたムードで戦う棚橋、感情剥き出しのHARASHIMA。素晴らしい試合でした。

そしてなによりも凄かったのが試合後の棚橋による「パワーポイントを使ったプレゼン」! まさかと思いました。これはスーパーササダンゴマシンの得意とするエンターテインメント部分です。「私はこれこれこのような目的で、このように試合をします」と試合のコンセプトを説明することで笑いと試合の流れを作るというエンターテインメント。それを棚橋がやり返したのだから会場は大盛り上がり。

棚橋のプレゼンは『プロレス界をもっと盛り上げる方法とは』。「自分が学生時代に観た、新日本プロレスとUWFインターナショナルの対抗戦(武藤vs高田)。団体のエース同士が戦うのならば、あのような試合にしたかったが、それが出来なかった。そのことに腹を立てたのだが、自分の言い方が悪く、HARASHIMA選手やDDTのファンや新日本のファンに迷惑をかけてしまった」というところからはじまり、HARASHIMA選手に「ゴメン」と謝罪。

そして自身の来年の抱負を語り、最後に「2016年、DDT総選挙にユニットとして参加。主催興行をやりたい」と発表し、物凄い歓声を浴びました。しかもこの試合は超特例として新日本プロレス・ワールドで配信されたのです。そりゃあもうビックリしました(笑)。それとともに、新日本プロレスとDDTという団体の素晴らしさを感じましたね。


【最優秀タッグ】
1位:関本大介&岡林裕二
2位:棚橋弘至&マイケル・エルガン
3位:真壁刀義&本間朋晃



【寸評】
関本・岡林の両名は大日本プロレスの所属です。片や絶対的エースであり、片やチャンピオン。この2人はどこに行っても、確実にいい試合をします。しかも限界ギリギリまでの試合をするのです。組んで良し、戦って良し。物凄い迫力と絶対的な信頼感があります。両名ともに「大日本プロレス」というインディー団体に所属していることを誇りに思っておりますが、どこのプロレス団体に上がっても恥ずかしくないどころか、ファンとしてはどんどん後押ししていきたい存在です。

マイケル・エルガンとはなんぞやというところから、新日本参戦ガイジンレスラー枠の中で随一の愛されキャラになることになったタッグです。パワーのエルガン、マルチプレイヤーの棚橋。ワールドタッグリーグの優勝は逃しましたが、人気と試合の完成度では即席コンビとは思えない熱量を持ったコンビ。是非今後とも続けて欲しいですね。

スイーツ紹介でお馴染みの真壁と、ガラガラ声で話題になった本間のタッグ。かつては大きなユニットだったGBHから2人きりになってしまいましたが、それでも本間は真壁を、真壁は本間を信じ続け、ワールドタッグリーグ優勝という栄誉に辿り着いたタッグです。メディア露出度も、試合の信頼度も高く、これからも期待できます。


【新人賞】
1位:樋口和貞
2位:清水愛
3位:カサンドラ宮城



【寸評】
樋口選手は新人賞を受賞していないのがおかしいくらいの存在感です。力士あがりのレスラーに期待されるものを全て持っています。パワー、身長、筋肉、瞬発力、キャラクター性。全てが評価されるべき選手です。清水愛選手は、実は僕にとっては声優としての方がお馴染みなのですが、昨年はDDT傘下の東京女子プロレスを活動の拠点としてレギュラー参戦。赤井沙希・KANNA選手との「美威獅鬼軍」というユニットでの活躍が多かったですが、プロレスラーとしての成長も著しく、評価すべきと票を投じました。ちなみに夏のビアガーデンプロレスの東京女子興行でツーショットチェキを撮っていただきました。いいでしょ(笑)。カサンドラ宮城選手は、里村選手が率いるセンダイガールズプロレスリングの所属選手。まだ入門して間もない頃に『モヤモヤさまぁ〜ず2』に登場し「好きな食べ物は?」「(焼き鳥の)砂ずりです」と挙動不審に応えた子です(笑)。そんな素朴な子がヒールターンしてカサンドラ宮城に。命名会見の時の挙動不審っぷりとつい笑ってしまう里村代表が印象的でした。これは正直話題賞で3位。今後の活躍に期待ですね。たださすがの里村門下生、天龍引退興行『革命終焉』で初めて「カサンドラ宮城」としての試合を観たのですが、ぶっとい太腿に広い背中。選手として大いに期待できます。


【最優秀興行】
1位:2015年1月4日
団体:新日本プロレス
会場:東京ドーム

2位:2015年11月17日
団体:#大家帝国興行
会場:後楽園ホール

3位:2015年7月20日
団体:大日本プロレス
会場:両国国技館



【寸評】
特にありません。去年のイッテンヨンはとんでもない試合の連発でした。これを選ばずに何を選ぶというところです。2位の#大家帝国興行は、最優秀試合に票を投じた試合以外にも復活した『マッスル』というところだけでも話題性が高く、選んで当然ですね。3位、大日本プロレスが満を持しての両国進出。岡林の関本越えや、伊東vsアブ小のデスマッチもそうですが「大日本が両国に初進出した」という話題性や、築いてきた「大日本プロレス」というブランドの信頼感から、多くのフリー選手が参戦し興行を盛り上げたこともあり、票を投じました。


【最優秀団体】
1位:新日本プロレス
2位:鈴木軍
3位:#大家帝国



【寸評】
これももう特にありません。1位は当然。2位・3位は団体ではなくベストユニットですが、評価する理由はもう述べたので割愛しますね。


【最優秀プロレスを伝えたで賞】
1位:新日本プロレス・ワールド
2位:清水愛(声優として)
3位:女子プロレス大戦リング☆ドリーム



【寸評】
1位の新日本プロレス・ワールドは、自団体の興行映像だけではなく、天龍引退興行『革命終焉』を完全生配信、#大家帝国主催興行なども配信。それで月額999円ですよ。凄いでしょ。2位は清水愛さん(not選手)。「プロレスブーム」という作られた波の中で「プ女子(プロレスが好きな女性)」なんていう言葉も出来た昨今にあって、プロレスファンからプロレスラーになってしまい「声優プロレスラー」として活動していることが多くのメディアに興味を持たれインタビュー記事なども多く掲載されました。その中でプロレスの魅力を多く伝え、さらにはアニメ声優専門のチャンネルで「清水愛、何でもやるってよ!」という冠番組まで持ってプロレス啓蒙活動をしてくれています。素晴らしい。拍手。3位はゲームですが、実在選手(主にDDT)を美少女化して参戦させるというとんでもない企画を始めてから早2年。プレイヤーを実際の会場に呼び寄せ、興行を成立させ、第2回大会は後楽園ホールを超満員にするという異業な偉業をやってのけました。素晴らしい!


そんなこんなで寸評はこんなところです!! すんげー長くなった!! 本文の方に書けば良かった(笑)!! これを読んで下さった皆さんも『ネット・プロレス大賞』に、そしてなによりプロレスに興味を持ってもらえたら嬉しいです!! 現場からは以上です!!

あ、『ネット・プロレス大賞』への投票は、サイト・ブログ・Twitterアカウント・mixiアカウント・Facebookアカウントなどを持っていれば、どなたでも投票できますよ!!


[2016 年 01 月 06 日- 00 : 56 ]