じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

【 2013年06月18日-16:52 のつぶやき】

火傷なんかするもんじゃない。


いや実際のところ、本当にそうですよ。火傷なんかするもんじゃあないです。どうしようもない場合もあるでしょうけれども、自分の注意力不足で火傷とかもうね、笑えないですよ本当に。

そんなわけで火傷をしました。危険な火遊びをしたわけでもなく、ましてや火事の現場に取り残された人を助けるべく水を被って炎の中に吶喊したとかいうわけでもなく、アバンチュールで手痛い火傷を負ったとか、そういう比喩表現でもなんでもない、普通の火傷です。


まぁ細かい経緯を話しますと、夜食に煮込みうどんを作りましてですね、チョンガー(死語)の特権とばかりに手持ち鍋ごとキッチンから巣穴たる自室に持ち込んで食べようとしたんですが、ふとしたはずみで鍋をひっくり返しましてね。

その時の恰好がブリT、いわゆるTシャツにブリーフ一丁という荒武者スタイルだったものですから大変です。文字通りあつあつの煮込みうどんが、まず左手にかかり、腹にかかり、両太腿にかかりました。

もー大変ですよ奥さん。びっくり仰天。「あっつ! あっつ!!」と云いながら、慌てて全裸になるワタクシ。そしてシャワーに飛び込んで冷水を浴びるワタクシ。もうね、大パニックでしたよ。腹がでているおかげで股間にはこぼれずに済んだので、小太刀にはダメージがなかったのが不幸中の幸いでしたが、ニッチもサッチもどうにもブルドッグ状態です。あまりにも火傷した範囲が広いので冷やしきれないんですよね。

仕方なくとりあえずオロナイン軟膏を塗りたくって、ヒリヒリする中、無理矢理眠りについたわけですが、翌朝鏡で見てみると、まー見事なまでに真っ赤になってしまっていまして。クマのしゃぶしゃぶ状態。「これは水疱ができるパターンだな。柔らかい皮膚のところばっかりだし、皮膚科に行かないとヤバイな」と、これまでの人生経験から考え、皮膚科へGO。

皮膚科で「2度の中の下くらいの火傷」と診断されまして、患部にアズノール軟膏を塗りつけられ、さらにアズノール軟膏を塗布したガーゼをあてられて固定という処置。まーアレです。軽いミイラ男状態ですよ。もしくはミスターアズノールですよ。誰だ貴様ッッ?!

腹なんか大判のガーゼ4枚ですからね。一番被害の少なかった右太腿はまぁアズノール軟膏を塗っておけば大丈夫だろうということで済みましたが、一番被害の大きかった左手は包帯巻き巻きですもの。本当にやれやれです。


こんな感じになりました。


腹と太腿の方が処置後の悲惨さはアレだったんですが、さすがにそんな醜いものを晒すのもアレですので、手だけで。あとは想像して下さい。いや、別に想像しなくてもOKです。巨熊な中年男の腹や太腿を想像するなんて苦行以外の何者でもありませんから。


そんなこんなで、皮膚科に1日おきくらいでしょうか。通ってはガーゼと包帯を巻き直して経過を見るというような感じで、あと薬ですね。痛み止めと抗生物質と抗炎症剤ですか。それをしっかり服用して、実に大人しくしておりました。

そんなわけで一週間くらいでしょうか。案の定水疱がどかーんと色々なところにできまして、それが潰れて組織液が出ちゃったりして、痛かったり痒かったり、かゆうまだったりした日々を過ごして、ようやく脱皮が始まりました。その頃の状態がコチラ。ちょいグロ画像です。ごめんなさい。


どういうわけか親指の付け根が一番酷かったです。


この頃から、自分でアズノール軟膏を塗ってガーゼを被せてテープで固定するということをしていたんですが、まーなにしろ患者がでかいし患部も広いもんですから、買ってきたガーゼと和紙テープが無くなる無くなる。テープなんか24メートルあるって書いてあるのに、あっという間になくなりましたからね。

それからさらに一週間くらいですかね、火傷した日から都合2週間ですか。今日皮膚科に行って経過を診てもらったのですが、もう新しい皮膚ができあがってきて、傷もおさまったし、感染症の心配もないので、これからはアズノール軟膏を塗って、出されている分の薬を飲み終われば、大体大丈夫だろうというお墨付きをいただきました。

これも不幸中の幸いなんですが、梅雨入り宣言が出たというものの、まだ空気がじめじめし始めるわけでもなく、かといってクッソ暑くなるわけでもなくという気候だったので、ガーゼの下が蒸れたり、風呂に入れなくて超不快になったりというわけではなかったんですよね。これも回復が早くなった要因だと思います。

完治というわけではないのですが、一応危ない状態は脱して順調に快復しているという感じですね。これは別のお医者さんと話しているときに出た話題なんですが、事故などのニュースを見ていて「事故で重傷」とかは「ああ、助かるな」と思うそうです。ところが「火傷で重態」と聞くと「あ、やばいな」と思うんだそうで。

なぜかというと、火傷はそのもの自体よりも、そこからの感染症が怖いらしいんですね。もちろん感染症を引き起こさないよう処置をするわけですが、命に関わるようなことになる例がままある、と。そんなわけで火傷は大変危険であるし、今回のように範囲の広い火傷は特に甘く見ずにさっさと皮膚科に行けということでした。いやー判断を誤らなくてよかったです。「救急でもよかったくらいだよ」と云われましたが、まぁそこまではさすがに、ねぇ(苦笑)。


そんなわけでただいまメリメリと脱皮中です。生後間もない皮膚の感覚におっかなびっくりしながら、アズノール軟膏を塗っています。もうシャワーも浴びられますし、なんというか一つ上野男になった気分ですね! ところでこれまで何回アズノール軟膏と書いたでしょうか。なんか言葉の響きが好きなんですよね、アズノール軟膏。青い若干透明なゲルなんですけどね。

そういえば「せっかく火傷したんだから毒手拳ごっこでもでもしておけばよかった」とツイートしたところ、予想より多くの人が毒手拳に反応しまして。しかも近々に登場した『グラップラー刃牙(正確には続編の「バキ」)』に登場した柳龍光ではなく、『闘将! 拉麺男』に登場した毒狼拳蛾蛇虫(どくろけんがんだむ)の方に反応する人が多いという。

中には「毒手拳を作るシーンだけ覚えている」という人まで出る始末。ちなみにこんな感じ。いや、自分からふったネタですけれども、皆さんそんなに毒手拳が好きか、と。正直驚きましたね。



これは全くの余談なんですが
火傷の心配をしてくれた方より
毒手拳の反応の方が大きかったです。

(皆さんも火傷にはくれぐれもご注意を……)



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