じーらぼ!言戯道場 (G-LABO Gengi-DOJO) 管理人:みやもと春九堂(しゅんきゅうどう)

【 2003年11月29日-06:36 のつぶやき】

手を抜いてしまおう


ガリゴリと原稿を書く毎日。といっても筆圧で本当にガリゴリと音をたてているわけではないんですけどね。当たり前にPCで書いているわけだし。正確には「カタカタと打っている」わけだけれども、それじゃ妙に軽い感じがするので、やはりガリゴリないしゴリゴリなのだなぁと思う次第。そんな春九堂です。ちょっと御無沙汰。

で、唐突なんですが、カタログギフトというものをいただく機会があったんですよ。ここ数年結婚式の引き出物や、葬式の香典返しなんかによく使われる「御礼の品は、このカタログの中から好きなモノ選んでね」というアレです。

出す方は予算枠からカタログを選んで、貰う方はそのカタログから選ぶ事になるわけなんですが、結構ロクなモノがなかったりするんですよね。

で、まぁ案の定今回も大したものがなくって、デイバックかなんかにしようかと思っていたところ、キッチンツール関係の処に「圧力鍋」を発見。

実は夏頃にモツ煮込みが泣くほど美味い定食屋のおばちゃんに「圧力鍋を使うとモツ柔らかくの速いし、その後煮込むと味がすごくよくしみこむのよー」と企業秘密を教えて貰っていたんですよ。あ、バラしちまった。おばちゃんごめん。ドンマイ。

というわけで圧力鍋の番号を所定のハガキに書いて送り、待つこと10日ほど。来ました。来ましたね!結構安っぽい作りの圧力鍋が!(笑)大丈夫かこれ!爆発とかしねぇか?!(※圧力鍋は密閉空間を加熱して圧力を加えるので、目詰まりしたり抑えが半端だったりすると爆発します。そういう事故が時々おこってるのよ)

一抹の不安を残しつつもシールを剥がして、鍋を一度洗い、水を張って火にかけ、水が沸いたたところに野菜くずを放り込んで、しばらく放っておきました。ちなみにこれは鉄鍋を新しく卸すときに、やっておいた方がいい知恵袋技。厨房のバイトをしていたときに教えて貰ったんですよね。鉄臭くなくなるそうな。鍋自体の下ごしらえってやつですな。

さて、野菜くずとお湯を捨てて何を作ろうかと思ったのだけれども冷蔵庫をあけると、キャベツと豚バラブロックが見つかったので、これで適当な料理を作ることにしました。


まずは豚バラをぶつ切りにして軽く塩こしょうでモミモミ。続いてキャベツを半玉ぶつ切りにしてラップでくるんでレンジでチンとあたため、はがれやすくしてバラバラにする。バラバラにしたキャベツを圧力鍋の底にしきこむようにして、キャベツの間にバラ肉を放り込んで、さらにキャベツをしきこむ。

次に水をひたひた直前になるまで加えて、なんとなく気分で白ワインの余り物を少し加える。これでひたひた。ローリエがあったのでそれを一枚加えて、クレイジーソルトを少しだけ加える。最後にスライスしたニンニクを一片分だけいれて、コンソメキューブを2つ投下。これで準備完了&レッツ加熱。


圧力鍋は蓋をかっちりしめて、蒸気穴におもりを乗せて、まずは中の圧力が高まるまで放置するんですな。これが5分くらいかな?そんでおもりが幾ばくか持ち上がって蒸気が噴き出す=圧力を逃す状態になったら、弱火にしてタイマーを仕掛けて放置。この状況を「加圧」というそうです。

んで、時間が経ったら火を止めて、そのまま放置しながら中の圧力を抜くわけです。まだ内部の圧力は高いので沸騰したままになるわけです。この状況を「減圧・余熱調理」というわけですが、これを長い時間とると味が染みこむというお話。毛布とかバスタオルとかでくるむと「保温調理」になるわけですな、博士鍋とかと同じ原理です。


まぁそこまで手間をかけるのは面倒だったので、火を止めた後は20分ほど放置して、火傷しないようにタオルで手を保護しておもりを解除&蓋オープン。するとどーよ、うっすら緑がかった綺麗なコンソメキャベツスープ(ちょっと脂浮きすぎー)が出来上がってるじゃないですか。

で、その後は蓋をハズした状態で少し煮詰めるように塩こしょうで味を調えて完成。いやーキャベツのやわらかいこと、バラ肉のやわらかいこと、スープのキャベツと豚の旨味がしっかりでていることといったらないですよ。超絶うまい。

出来上がるまでは約1時間かかったけれども、この間に僕がやったのは材料を切ること、火を弱火にすること、まな板と包丁を洗って余った材料をしまうことだけ。楽すぎます。


んで「むまーい!むまーい!」と大満足で食べていたのですが、米がないことに気がつき、今度は昼食に米を2合ほどといで、スープを足して加圧&減圧してリゾットにして食べました。仕上げにパルメザンチーズをふるのがミソですな。あ、そうそうサメタスープに浮いた脂を取り除くのも忘れませんでした、ちょっとリゾットにするには脂っこ過ぎますからね。

そんなわけで「圧力鍋最高ー!」と吠えつつ結局キャベツ半玉を食べてしまったわけですが、ほんとすごいっすね。圧力鍋。扱いには気をつけなくてはいけないけれども、面倒がないし非常にいい感じです。

腹一杯食ったくせに、次々とレシピが思い浮かんでいるんですが、次は鶏の手羽元をオリーブオイルとガーリックでかるく焼き色を付けて圧力鍋に敷き詰めて、ホールトマトと水と白ワインとローリエと塩こしょうでひたひたにしたところに、ニンニクを2片いれて15分くらい加圧・10分減圧、なんてのはどーかなーとか思ってます。

まぁ色々考えては「むまそーむまそー」と自画自賛気味なんですが。あと牛のスネ肉とかすじ肉とかも調理したいですね。モツは質がいいものでないと圧力鍋では匂いがでそうなので、ちょっと考えてます。


とまぁ、そんなこんなで圧力鍋スレッドをたててみました。オススメ料理とか使用上のアドバイスとか、今日のテキストで「圧力鍋に目覚めた」とか「圧力鍋欲しい」とか思ってくれた人がいたりしたら、どんどん書き込むと好いと思います。どんどん作るぞモルァー。

【お前鍋の】“最強”圧力鍋でお料理万歳【中の鍋だ】



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